戦後外交の第一人者の外交官である岡崎久彦氏の「百年の遺産 日本近代歴史秘話73」(本)を紹介します。情報は日本の一番から学ぶです。渡部昇一先生の著作を収集していたら、戦後外交は岡崎久彦氏が第一人者であることがわかりました。偏差値教育には意味がありません。大学にも価値がありません。すばらしい第一人者の指導を受けた方から直接指導を受けることが良いと思うようになりました。岡崎久彦氏は陸奧宗光氏の遠縁にあたり、昭和の参謀の安岡正篤氏の最後の弟子であることがわかりました。また、渡部昇一先生の著作からケンブリッジ大学に留学し、イギリスで評価されていたことがわかりました。どうしたら、世界一になれるか?世界一のその分野の第一人者の門戸を叩くことです。そのように考えていたら、実証していた人たちがいました。
本書は、日本近代外交史にスポットを当てた、産経新聞連載の単行本化でした。この本は、名著の部類に入る内容と考えます。
書名:百年の遺産: 日本近代外交史73話 単行本 – 2002/9/30
書名:百年の遺産:日本近代外交史73話 文庫本-2005/07/30
書名:百年の遺産:日本近代歴史秘話73(新装改訂版)単行本-2011/11/25
著者:岡崎 久彦 (2014年没 新装改訂版は晩年、2002年9月発刊の「百年の
遺産」を加筆・再編集したものです)
(2002/9/30初刊)
本書の発刊で、日本近代史の常識が確立される!
日本の近代外交史を、主要な政治家や外交官に光をあてながら記述し、大評判を呼んだ産経新聞連載の単行本化。陸奥宗光、伊藤博文、小村寿太郎、幣原喜重郎、松岡洋右、広田弘毅、吉田茂……といったキラ星の人物が登場し、当時の時代背景をまじえ、いかに日本の舵取りに苦心したかを解き明かした力作。
本の長さ:334ページ
言語:日本語
出版社:産経新聞ニュースサービス
発売日:2002/9/30
(2005/07/30)
日本近代外交史73話
この本の内容
陸奥宗光、伊藤博文、小村寿太郎、幣原喜重郎、吉田茂……。激動の時代の中で、彼らはいかに日本の舵取りに苦心したか。ペリー来航から占領の終了までの100年間を曇りのない目で書き上げた著者渾身の1冊。好評を呼んだ産経新聞連載のベストセラー、待望の文庫化。
出版社:扶桑社
判型:文庫判
定価:734円(本体667円+税)
発売日:2005/07/30
(2011/11/25)
書名:百年の遺産 単行本 – 2011/11/25
著者:岡崎 久彦氏
出版社:海竜社
本の長さ:414ページ
定価:1700円+税
発売日:2011/11/25
第1章 幕末維新の日本
1 その時代の人物を、その時代の尺度で見つめ、努力の軌跡を追う
2 刻苦勉励を自らに課した「才学双全」の人 陸奧宗光
3 世界でも最高の文化社会、徳川250年 新井白石
4 海援隊を創設し、薩長同盟を成立させる 坂本竜馬
5 自由民権運動以降、民党に苦闘を強いた藩閥の専制
6 生涯を「誠」で貫き通した男 西郷隆盛
7 西郷隆盛を敬愛したデモクラシーの先駆者 板垣退助
8 歴史と伝統の中にあるデモクラシーの源泉
9 傑出した見識を持ち、誠心誠意実務に徹した希有な見本 伊藤博文
10 日清・日露の大戦争に備える国民の精神的準備 福沢諭吉
第2章 大日本帝国の興隆
11 大日本帝国憲法発布と議会民主主義の達成
12 日本外交の最重要課題、不平等条約の改正
13 朝鮮出兵から日清開戦へ、巧みに持ち込んだ陸奧と川上 川上操六
14 日本と中国、伝統的戦略思想と戦術の違い
15 列国の干渉がくる前に日清戦争に完勝
16 政党政治の必要性を認めた伊藤の柔軟性
17 信念と主義に徹した庶民派 星亨
18 列強な国権意識と度胸の良さ、小村寿太郎の登場 小村寿太郎
19 ロシアの侵略意図と日本の苦心
20 日英同盟「光輝ある孤立」を捨てた英国の思惑
21 いよいよ日露開戦
22 世界中に轟(とどろ)いた「黒木」の名、黒木軍の猛進 黒木為楨
23 遼陽、旅順の戦い。悲痛なドラマを生き抜いた乃木将軍 乃木希典
24 バルチック艦隊を撃破し日露戦争に勝利 東郷平八郎
25 国際的に避けられない趨勢(すうせい)にあった韓国併合
26 明治の終わりと小村外交の功罪
27 盛り上がる憲政擁護運動 西園寺公望
第3章 大正デモクラシーの自由
28 アメリカに振り回される、20世紀の列強の宿命
29 辛亥革命と日中関係 大隈重信
30 歴史の真実を追究するために、難しい用語の問題
31 帝政ロシアの崩壊と迷走する日本外交 山県有朋
32 日本にとって最良の時代、日英同盟時代
33 ウィルソンの理想主義達成に向けて、国際連盟の発足
34 日英同盟の終焉をもたらした幣原外交の理想主義 幣原喜重郎
35 大正デモクラシーの完成 原敬
(4/12追加 73話まで投稿予定 すべての日本国民必読の価値あり)
36 軍縮の断行で軍に同情が集まる結果に 宇垣一成(かずしげ)
37 広東に孫文の国民党政府誕生 蒋介石
38 田中内閣誕生と総辞職 田中義一
39 禍根を残した総帥権干犯問題 浜口雄幸(おさち)
40 中国の挑発的な革命外交
41 天才、石原莞爾の満州事変 石原莞爾(かんじ)
42 世論の非難を受けて、幣原外交の終焉
43 幣原去って、大正デモクラシーの時代去る
第4章 アジアの覇者
44 満州国第二代国務総理となった日露戦争世代の親日家 張景恵
45 最後の平和への機会を失い、日中戦争に突き進む
46 「昭和維新」を夢見た二・二六事件のイデオローグ 北一輝
47 東洋の王道思想を奉じた親日家 汪兆銘
48 中国側の挑発が引き起こした盧溝橋事件
49 「万邦協和」の夢破れ、軍の独走を許した無力な宰相 広田弘毅
50 指導力を欠き、大日本帝国を破滅に追い込む 近衛文麿
(4/15追加)
第5章 敗戦・占領とは
著者プロフィール
岡崎久彦(おかざきひさひこ)
1930(昭和5)年、旧関東州・大連生まれ。2014年没。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格。中退して昭和27年外務省入省。ケンブリッジ大学経済学部学士および修士。防衛庁参事官、駐米大使館勤務などを経て、外務省情報調査局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使などを歴任し退官。第11回正論大賞受賞。主な著書に『隣の国で考えたこと』(日本エッセイストクラブ賞)、『戦略的思考とは何か』(以上、中央公論新社)、『陸奥宗光とその時代』(PHP研究所)、『日本の失敗と成功』(共著、扶桑社)、『百年の遺産』(扶桑社)など多数。
(感想)
単行本は、2002年版と、2011年版があります。最新の岡崎久彦氏を知りたい方は、新装改訂版を読んで、初版本を読むと歴史の流れを感じるかもしれません。
裏帯は、歴史の真実を求めてーーー
この本の目的は、歴史の真実、それも私の能力の及ぶ限り、バランスの取れた真実を追究することしかありません。そして、歴史がその時代の人々の努力の集積であるならば、その時代の人物を、現代の尺度でなく、その人が生きていた時代の尺度に合わせて見つめ、その努力の軌跡を追うことによって歴史の真実に迫るのが正攻法でしょう。ここでは、日本の外交を中心に、日本の近代外交史を論じるので、おのずから、陸奧宗光、小村寿太郎など、その時代の外交を担った人々の軌跡を中心に追いつつ、その時代を捉え、歴史の真実を求めていくことになります。本文より
一読の価値があると思います。この本を探していたら、アマゾンで百年の遺産というふざけた韓国ドラマのノイズが多数ありました。無視しましょう!
本書は、トップ外交官が自らの外交経験に裏打ちされた本です。
日本の近代歴史を見直すことは賢者に歴史を学ぶことになると思います。
捏造された歴史教科書は意味がありません。拡散してください。
政治家よ!もっと勉強しろです。
本書は、すべての日本国民にお勧めします。
非常に公平・中立な岡崎久彦氏による魂の力作です。超拡散をお願いします。