中国の真実 中央宣伝部を討伐せよ 中国のメディア統制の闇を暴く(本)

記事
コラム
 本書は、2004年に世界に先がけて日本のみで刊行された本です。著者は当時北京大学助教授の焦国標氏です。中国中央宣伝部の言論弾圧の驚くべき実態を厳しく断罪し、中国当局によって封殺された爆弾的論文です。日本には、中国では隠蔽された真実がたくさんあります。日本のオールドメディアは、中国中央宣伝部の影響下にあるような感じです。反日のオールドメディアの報道は、まるで中央宣伝部の広報機関のようです。以下、本の内容を紹介します。

書名:中央宣伝部を討伐せよ― 中国のメディア統制の闇を暴く
焦国標 著/坂井臣之助 訳
出版社:草思社
定価 1,760円(本体1,600円)
(中古本が複数ネット販売されています。新刊本も一部ありました)
頁数 200頁
初版刊行日 2004年08月31日
原書タイトル STRIKING BACK AT THE CENTRAL PROPAGANDA DEPARTMENT OF CHINESE COMMUNIST PARTY
中国共産党中央宣伝部長は、李書磊(り・しょらい)氏(2022年の日経新聞の記事参照)

(出版社内容情報)
言論・報道統制機関として君臨する宣伝部解体を訴えて大センセーションを巻き起こした表題論文をはじめ、元北京大教授がメディアの現状を鋭く批判した論文12篇。
言論抑圧の驚くべき実態を厳しく断罪し、中国当局によって封殺された爆弾的論文。世界に先がけて日本のみで刊行!
一大センセーションを呼んだ表題論文ほか、北京大学助教授が中国のメディア・コントロールの実態を舌鋒鋭く批判した檄文12篇。

(内容説明)
当局が震撼した爆弾的評論!党中央政治局のもと、80年にわたって言論・報道統制の総本山として君臨してきた中央宣伝部を正面切って攻撃。ネット上に流れるや内外に一大センセーションを巻き起こし、当局によって掲載サイトを封鎖された論文「中央宣伝部を討伐せよ」をはじめ、国内では発表できなかった評論12篇を収載。宣伝部の具体的な活動内容を初めて明かし、ますます陰湿かつ巧妙になる言論統制の実態、さらには腐敗・堕落が進むジャーナリズムの現状を鋭く批判した衝撃の書。
(目次)
1 改革・発展のボトルネック(中央宣伝部を討伐せよ;地下工作の遺風から  脱け出よ)
2 真実を伝えないメディア(イラク戦争報道の成功と失敗;「内と外を区別する原則」と国際報道(国のイメージアップはメディアの任務ではない) ほか)
3 ジャーナリストの主体性を問う(記者は問題意識を持つべきである;記者に主体性はあるのか;新華社記者の堕落率
4 隠蔽とプロパガンダ(SARS隠し―蒋彦永先生と『タイム』誌を表彰せよ;「嘘も千回繰り返せば真理になる」 ほか)

(著者等紹介)
焦国標[ショウコクヒョウ]
北京大学新聞伝播(報道・コミュニケーション)学院助教授。1963年、河南省杞県生まれ。河南大学文学部卒業。同大学院で古代漢韻学修士号、中国人民大学で新聞学博士号を取得。96年から文化省の機関紙『中国文化報』で記者・編集者をつとめ、01年から現職。新聞・雑誌に多数寄稿するほか、ネット上でも精力的に論文を発表している

坂井臣之助
1941年東京生まれ。慶應大学経済学部卒業。共同通信社入社。2度の香港特派員、編集委員兼論説委員を歴任。共著に『香港返還』(大修館書店)、著書に『直視台湾』(広角鏡出版社)、訳書に『超限戦』(共同通信社、後に角川新書)、『中国現代化の落とし穴』『中央宣伝部を討伐せよ』(以上、草思社)がある。

(コメント)
 この本には、中国国内では発表できなかった評論12編を収載しているそうです。中央宣伝部の具体的な活動内容を初めて明かし、ますます陰湿かつ巧妙になる言論統制の実態、さらには腐敗・堕落が進むジャーナリズムの現状を鋭く批判した衝撃の書です。新華社記者の堕落率というサブタイトルの記事もありました。2004年発行の本ですが、中央宣伝部の実態を明かした本書は一読の価値があります。日本のオールドメディアの行動を見ていると、中央宣伝部の活動に酷似していると感じました。

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