「孤独を受け入れて生きる」~孤独こそがデフォルト~

「孤独を受け入れて生きる」~孤独こそがデフォルト~

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コラム
世の中には、誰かと一緒にいないといられないとか、絶えず他人との繋がりを求める人が多い。みんな寂しくて、何処かで人の温もりを求めているんだなと改めて思う。

だが、事実として人は生まれるときも、死ぬときも基本的に一人である。ということは取りも直さず、人はいつか一人になる、ということだ。誰かを求めたくなる気持ちは理解できるが、事実は事実として認識しておかないと、後で苦しむことになる。

更に言えば、誰かと一緒にいるときでさえ、孤独感を味わうことは往々にしてある。「群衆の中の孤独」という話もあるし、そういったときの孤独は普段よりももっと強く感じるもののように思う。

であるから、人間にとっては孤独こそがデフォルトの状態と思っておいた方がいい。幾ら寂しい寂しいと言っても、その事実は変わらない。だったら、孤独というものと真摯に向き合い、孤独を受け入れて生きて行く、という選択をする方が、論理的に考えても、また精神性という観点から考えても正しいと言わざるを得ない。

孤独に生きて行くことができる、という技術はその実、人生において身に着けるべきスキルの中でも最優先で得たいものである。若い時分には同調圧力が非常に強く、自分の周囲から人がいなくなることを恐れる人がとても多いが、その心配より、自分が一人になった後、自分自身と向き合えないという真に絶望的な事態を恐れるべきである。「一人で生きて行く」というスキルは人生において、まさに必須のスキルであると言える。

また、どんなに仲のいいカップルや夫婦でも、親友や友人でも、人と人は本当には分かり合えるものではない。みんな、生まれ育った環境も、これまでに積み重ねて来た経験も全く違うものだからだ。であるからして、他人と分かりあえることは非常に難しいことだということも併せて理解しておいた方がいい。

人と人が分かり合えるということは、よくよく考えてみると凄いことである。私たちは他人とコミュニケーションを取るとき、対話を通じて相手についての様々な情報を得、得たものの中から相手との接点を探り、互いの共通点や妥協点を探している。

そうやって人と人は、甚だ心許ない、細く、脆弱な糸によって何とか繋がっている。ちょっとした失言や本心の吐露などであっけなく崩壊してしまう関係もあるし、そういった意味では、私たちは実に頼りないものに執着し、縋りついていると言える。

だから、私たちは孤独に慣れ、孤独でありながら孤独そのものに捉われない生き方をすべきである。人間、何にでも慣れるので、特段、心配することもない。最初の頃は辛くとも、次第に慣れるものだ。

孤独であることは全く悪いことではないし、また、孤独でいるか、誰かと群れるという選択をするかは本人次第である。そして、孤独には素晴らしいメリットや、いい点が沢山ある。

何時でも一人で行動できるようにしておくこと、何事にもチャレンジするマインドを維持することが必要である。孤独でいるときに人は初めて真の意味で集中することができるし、成果を出している人はみな、孤独を恐れない人たちである。

私は、人というものは永遠の孤独の中で生きるものだと思っている。孤独を受け入れ、孤独に向き合って生きることで、私たちの人生は大きく変貌を遂げるのである。


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