「人は本来、永遠に孤独である」

「人は本来、永遠に孤独である」

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コラム
本来、人は生まれて来るときも、死ぬときも一人である。例え、誰かと一緒にいても、孤独の影は常に私たちのすぐ隣にあって、私たちを覗き込んでいる。人はその一生の中で、詰まる所、孤独から逃れることはできない。

同じように、人と太が分かりあうことはとても難しいものだ。みんなそれぞれ、生まれたときの環境も、育った環境も、今まで歩んできた道のりも、全く違うものを持っているが故に、人と人は基本的に分かり合えないと思っておいた方がいい。

人と人が容易に分かり合えるものだと思っていれば、実際にそうならなかったときに怒りを覚えたり、動揺してしまうこともあるだろう。初めから、人と人は分かり合えないものだと思っていれば、余計なことを考えずに済む。

この考えは一見、ドライなものに思えるかもしれない。だが、実際のところ、こういった考え方は、ある種の「諦念」に近い。諦めることで、余計な執着を手放すことができる。これは非常に重要なことである。

孤独というものを受け入れられるかどうかで、私たちの人生の満足度は大きく違って来る。そして、自分自身に突き付けられた孤独の中で、しっかりと自分自身と向き合うことができるか、ということも同様に大切なことである。人はそこで、自分自身の抱える本当の思いに気付かなければいけない。

孤独と正面から向き合い、自分自身と対峙することで、私たちは新たな気付きを得る。日頃から忌み嫌われがちな孤独から逃げずに、しっかりと向かい合うことで、私たちはようやく、自分という存在が、本当は何を思い、何を欲しているのかということに気付くことができるのである。


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