何に価値を置いて生きるか、ということは非常に大切な問題である。人間、一人一人価値観は違うものだ。何を大切にして生きるかはそれぞれ個人の選択だが、私は「自由に生きる」ということに重きを置いて生きている。
人間は本来、孤独なものだ。生まれるときも、死ぬときも人はたった一人であり、そういった場面において、人は否が応でも自分自身と向き合わなければならない。従って、私たちは自己というものをはっきりと確立し、自分なりの生き方を身に付ける必要がある。
自身から目を逸らし、己と向き合うことを避け続ければ、必ずその人生の後半において大きな後悔をすることになるだろう。世間一般の価値観に迎合し、「他人」を基準にして生きることには大きな代償が伴う。
故に、日頃から見聞を広め、様々な方法によって学ぶことが必要だと思う。「自由に生きる」ために最も重要なことは「精神が自由であること」だ。幾ら財を成し、名声を得ようと、精神が自由でなければそれらは全く意味を成さない。
そして、もし精神の自由を得たいと心から思うのなら、世界について学び、人間について学ぶことだ。何が大切と言って、「己を知る」ことより大切なことなどこの世界にはない。
一切の偏見や先入観を無くし、フラットな視点で物事を見ることは非常に難しいことだ。だが、もしそれができたのなら、それはあなたが「自由な精神」の持ち主であるということであろう。そこに至る道は非常に厳しく、困難なものだが、その道を選ぶ価値は充分にある。
「自由に生きる」ということに主眼を置いて生きることで、他人とは違った価値観や視点を得ることができる。本当の自由を得たいなら、まずは己の精神を自由にすることを第一に考えねばならない。目指す場所は遥かに遠いものだが、そこに至るまでの過程を楽しみたいものだ。