アンジールサライ私の家の由来

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ココナラに出品しています。
愚痴を聞く仕事をしています。アンジールの言葉の由来はペルシャ語でイチジクという意味です。
外見は実ですけど、その実の中身で花をひっそりと咲かせる希少な果実。
希少の意味はごく珍しいほど少ない事。
そんなイチジクの様に誰しものが宿らせている自分の中にある花。
(感情・香り・色)anjirでは色香と呼んでいるそうです。
個人的にもイチジクの木には想い出があります。
生前の話ですが、私の両親は庭に実が出来る植物を植えていました。庭に植えた木はイチジクと柿の木で、イチジクは母が植えたものでした。私の両親は終戦直後に食べる物に苦労して育った人で、その事も有り躾には厳しい母親でした。その子供に生まれたのが私です。
柿は渋柿なので収穫すると焼酎付けにして何日か寝かせます。食べごろになったら美味しく食べていました。
イチジクは実がなると最初は緑色で次第に紫色に変わって行きます。
その頃からイチジクの先が開き、その状態になると収穫です。
地味であまり鑑賞する様な花ではないですが、今このブログを書いているとイチジクの花が咲き誇っている映像が私の脳裏に蘇ってきます。
私の母親の想い出はそのイチジクと野生のヒヨドリです。
野生のヒヨドリも上空から柿とイチジクを物色している様でした。鳥も学習しているみたいで柿は渋柿知っているらしく、イチジクのみ狙ってきます。やってくると「ピィーピィー」と甲高い声で鳴き、仲間と連絡をとっている様でした。母はその泣き声を聞くと一目散に庭に飛び出してヒヨドリを追い払ていました。
アンジールの名前はアパートの名前を付けなくてはならないと子供達と考え息子がイチジクっていいんじゃないかって言ってくれました。
「ネットで調べたらペルシャ語(anjir)でイチジクだってさ~。」
子供達には私の大昔の話に色々と有った事を聞かせました。決していい話だけではありません。私の家族関係は複雑で母親には嫌われたくないという気持ちが大きかった事だと思っています。
段々と家が出来上がってくるにあたりアパートの名前を考えいる時。
息子の提案が気に入りました。
私自身も由来を調べこの名前を気に入って付ける事にしました。
そののち副業でココナラに出品する事にしました。
大事に育てることが出来る。ここは私の家であり愛情と癒しの場所。
必ず帰る場所だからです。
「アンジールサライ私の家」と名付けました。
これからも大事に育てて行く気持ちです。
これがアンジールサライ私の家の由来です。

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