家族のことを、誰にも話せないあなたへ|「うちだけかも」と思っていたあなたへ

家族のことを、誰にも話せないあなたへ|「うちだけかも」と思っていたあなたへ

記事
コラム
友だちが「うちの母がさ」と笑って話しているのを聞きながら、
自分の家のことは、何ひとつ言えない。

言ったら空気が変わってしまう気がする。
重いと思われるのがこわい。
そもそも、どこから説明したらいいのか分からない。

だから今日も、笑ってうなずいて、
何も話さないまま帰ってくる——
そんなこと、ありませんか。

家族のことを話せないというのは、
とても静かな、そして深い孤独です。

いちばんつらいのは、
つらいこと自体よりも、
「これを分かってくれる人がいない」という感覚だったりします。

しかも家族の話は、話しにくさが二重にあります。

ひとつは、家の中のことを外に出す後ろめたさ。
もうひとつは、話したところで
「でも家族でしょ」「親なんだから」と
まとめられてしまう恐れ。

その二つがあると、口は自然と重くなります。
だから、話せないのは当然なんです。

そして、これだけは伝えさせてください。

うちだけ、ではありません。

外からは幸せそうに見える家の中で、
誰にも言えない苦しさを抱えている人は、
あなたが思っているよりずっと、たくさんいます。

みんな同じ理由で、黙っているだけなんです。

もし少しだけ、外に出してみたいと思ったら、
全部を説明しようとしなくて大丈夫。

事情ではなく、気持ちだけを、ひとつ。

「家のことで、ちょっと疲れてる」

これだけで、じゅうぶん伝わります。
背景を話さなくても、しんどさは伝えていいんです。

そして、誰にも言いたくない日は、
言わないままで大丈夫。
ノートの端でも、スマホのメモでもいい。
あなたの中にあるものを、
あなただけが読む場所に置いてあげてください。

隠しているのは、あなたが嘘つきだからじゃない。
今日を穏やかに過ごすために、
あなたが選んできた方法です。

今日も、ここまで読んでくれてありがとうございます。
どうかあなたに、何も説明しなくていい場所がありますように。

ひとりで抱えきれない時は、いつでもお話を聞かせてくださいね。

サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す