前世占い師の立花です。今日はヴァンパイア時代の恋のお話。
私がヴァンパイアだったのは、魔女狩りで荒れ果てた中世ヨーロッパでした。
太陽光平気。にんにく好き。十字架も好き
という反則的存在でした。でも心臓に杭を打ったら死にますよ。それで死ななきゃゾンビですよね。
バンパイアになる前、私は高級男娼でした。
男娼というのは、男女関わらず相手と一夜を共にするお仕事。
私はなんとか無事でしたが当時、貴族やお金持ちの趣味のために手足を切り落とされたり目を潰されたりする人もいました。
それについては、気持ち悪くなる人もいるかもしれないので、あまり詳しくは話さないことにします。
赤がよく似合うセクシーな彼女
ストリートチルドレンで誘拐されて、小さい時から男娼になって年を取って客がつかなくなったら廃棄される。
そんな恐怖もマヒしてしまうような人生の中で、“彼女”に逢いました。
セクシーが服を着て歩いている様な女性で、お客さん。
彼女は私の血を吸い、血を与えて言いました。
「永遠をかけて私を探し出してごらん」
と。それが私の初恋でした。・・・まだ見つかっていません。
滅びて生まれ変わっていないのか・・・縁がないのか。
聖歌隊の男の子を性的虐待から救う
二つ目の恋は、聖歌隊の男の子。
金髪碧眼の綺麗な子でしたが、ある日私が住んでいた納骨堂“棺を置いてある部屋”に侵入。
たたき起こされて、吸血鬼にしろと哀願。
聖歌隊で神父に強○されていたようで、弱弱しく女性的な儚ささえある子でした。
しばらく行動を共にしていましたが、死亡。
彼の頭を雪をかぶる山々が映る湖の湖畔に埋めました。
どうして彼を失ったのか、はどうしても思い出せません。
思い出せないほどの何かがあったのか、それとも彼を失ったショックで忘れてしまったのか。
今でも彼を埋めた湖の鏡のような水面に映る雪山が目に浮かびます。
消滅のきっかけになった少女
最後は神父にレ○プされていたみなしごの少女。
教会に住んでいたのですが、私が毎夜忍び込んで話をしていました。
別に血を吸う相手ではなく、境遇がかわいそうだったので気まぐれに相手したんですね。
これまた覚えていないのですが、何かで私が激怒。
教会を壊し焼き、めちゃくちゃにしてやりました。
神父は肉片。
女の子は吸血鬼にしてくれと哀願してきましたが、「人間は人間として生きるのがいい」と思っていたので拒否。
村人たちに自分の存在がバレて、串刺しに。
“彼女”には今世で会いました。私がめちゃくちゃにした土地は、禁足地に指定されたとか。バチカンに。
彼女を吸血鬼にしなかったことを今世で責められましたが、今でも後悔はしていません。
私が吸血鬼だった世界はこの世界か、似たパラレルワールドかはわかりませんが。
恋はいつも血の味がしていましたね。吸血鬼なだけに。