企業ITシステムのインフラについて

記事
IT・テクノロジー
企業のITシステム全般において、インフラとアプリケーションという対極の言葉がよく使われます。アプリケーションは、特定の業務を目的としたソフトウェアで、インフラはアプリケーションの対極ですから、それ以外のITシステムということになります。

具体的には企業インフラとしては以下のものあります。
・サーバー(オンプレミスまたはクラウド、ハードとOS)
・クライアント(PCまたは端末、ハードだけでなくOSや基本ソフトも含む)
・通信機器(インターネットおよび事業所間通信を行う機器)

Officeやブラウザなどの幅拾い業務で使うソフトウェアやセキュリティソフトなども基本ソフトウェアと呼べるものなので、インフラの範疇に分類されてもよろしかと思います。また最近ではパンデミック対策の観点からリモートワークの就業形態を実現させる手段も企業システムとして必要な要素となっています。

サーバー導入は、まずOSを何にするのかを決定する必要があります。サーバーで稼働させるアプリケーション業者より指定があれば、そのOSを導入せざるを得ないです。

Windows系のサーバーで基本的なサーバーを構築すれば、WindowsのログオンIDでセキュリティ管理が統一されるのメリットがありますが、マイクロソフト社にライセンス料を支払う義務が生じます。LINIUX系のサーバーはライセンス料は無料または安価ですが、Windowsのようなドメインコントローラがないので、ID管理や権限管理は、個々のアプリケーションに依存します。

マイクロソフトのActive Directoryという認証セキュリティシステムでは、ドメイン領域のIDに関して、資源の読み取り、書き込みなどの利用制限や、IDをまとめたグループの定義ができます。これにより、ファイルサーバー、WEBサーバーの利用制御が容易かつ統一的に行えるのです。逆にマイクロソフト社以外のソフトウェア製品では、そのようなことができず、アプリケーション個別に利用者の権限管理を行う必要があるということです。ただしLINUX OSは利用料が無料、または安価なので、権限管理不要または、簡単な権限管理で済むようなものはLINUXを積極的に使ってもよいということです。ここでいう権限管理とは、アプリケーションの機能別に利用対象者を制限することです。

サーバーは導入だけでなく多くの人がアクセスして利用するものですから、障害が起きていないか監視することも重要です。致命的な障害が発生すれば、利用者の業務が遂行できなるなりビジネス損失に繋がります。自社所有のサーバーについては、社員による監視は必須になります。ですから自社所有でないクラウドのサーバーやクラウドサービスが利用できるならば積極的に利用すべきです。

マネーフォワードのようなクラウドサービス形態のシステムは、まったくのインターネットサービスなので、自社でのサーバー管理は一切不要です。それに対しAWSクラウドの場合、OSの設定は企業に任せられので、利用ディスク用域はCPUコア数などの資源管理、パッチ適用などは企業のシステム管理者に委ねられます。ただしAWSで、サーバー障害が起こっても、サーバーのマイグレーション(移動)が行われて、自動的に障害から復帰するので、ハード交換などの手間がかかりません。そういった意味でも、自社設置のサーバーやデータセンターの設置の自社所有サーバーよりもAWSのほうが管理面で有利です。また導入においてもAWSのようなクラウドサーバーのほうが、最初はCPUはディスク資源を最小限にしておいて、利用増加により、資源を後から容易に増強させることができます。自社設置のオンプレミスサーバ設置は避けたようがよろしいです。

クライアントPCの管理については、台数が多いわけですから、障害監視のようなことができません。ディスクの劣化や不完全なパッチ適用、ハードやドライバの設計不具合により障害が発生するケースがあります。メーカーに問い合わせて簡単な設定で障害が回避されるケースを除いて、OSからインストールし直すのが妥当です。対外経年劣化するのはハードディスクで、使い物にならなければ、もうOSの再インストールさえできません。部品があればハードディスク交換してOS再インストールで対応することになります。

インターネットや事業間通信を行うルータと呼ばれる機器は、通信業者のレンタル品です。設定も通信業者によって行われます。ルータは社内LANに接続されます。社内LANはセグメントという領域単位に分割されています。

   WAN ⇔ ルーター ⇔ L3SW ⇔ L2SW 

セグメントに分割する機器をL3SW(エルスリースイッチ)と呼んでいます。セグメント内でLANを結線する場合は、L2SW(エルツースイッチ)を用います。














サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら