全国各地に出張して車で郊外を走る。
すると、ふと錯覚を覚えるのです。ここの道は前も通ったと、初めての地方都市でも同じような看板が道沿いにズラリと並んでいるから勘違いしてしまいます。
どこに行っても全国チェーンの看板だらけ、飲食店や小売店だけでなく、金融
家電、子供服、ドラッグストア、などなどおなじみの看板デザインでロードサイドが埋められています。
この看板の世界でも同質化現象が起きているようですね。
ロゴデザインも似たり寄ったり、各社のコーポレートカラーも画一化されていて風景に溶け込んでしまっていてまるっきり日常の世界、興奮もなければ「あっ」と思うようなキャッチコピーもない・・・
退屈しながら車窓をながめていると、時たま珍しい看板に出会いました。男の人がお辞儀している画像が目に飛び込んできたのです「焼き肉キング」の看板でした。今は結構店数も増えてきましたが、出始めの時は結構刺激的で目についたことを思い出しました。
看板を語る時に欠かせないのが大阪・心斎橋の店舗群です。どぎつさもありユーモアもあるコンテンツは「大阪」ならではのファッションです、なにせ店の入り口そのものが看板みたいなハデハデの様相、動きありにぎやかさありといった「わくわく感ドキドキ感」満載であります。
かように個性を表現している看板の位置づけはお客の記憶に残っていくのですが、どこにでもあるのだという表現もありで安心感を与えてくれるともいえます。
看板デザインも当然各店のコンセプトによって変化させなければならないのは言うまでもなく、トーン&マナー・・・らしさのビジュアルを守るという事を意識する必要はあります。ブランドイメージの確立のために統一感を持っておくというのはブランドづくりの鉄則だと考えます。
店舗のデザインも統一されている「ロゴ」は同じでも店舗のファッションは地域密着しているといった形は今「スターバックス」において実現しています。全国チェーン(全世界)でありながら地域の特色を取り入れたデザインはローカルであり全国区でありという二つの要素を兼ねそろえている秀作店舗だとおもうわけです。コーヒーの味を売るというよりライフスタイルを提案しているお店です。・・・今後、このライフスタイルを主眼とした店づくりを考えていく事が重要です。
大手チェーンではかなり広い来店動機に応えるというのが原則であり小規模店舗はコアな顧客ニーズを探ろうというのがポイントであろうと考えます。
いずれにしても、飲食業は「ライフスタイルマーケティング」が求められていると強く思うこの頃です。
ということで今日の落書 👇