こんばんは。丸山修平です。
祖母の背中を追いながら育った私にとって、
もう一人、身近に“この世界”と向き合っている存在がいました。
それが、母でした。
母もまた、
祖母と同じように人の想いや流れを感じ取り、
相談を受けることが日常の一部になっていました。
ただ、祖母とは少し違う空気を持っていたのを覚えています。
祖母がどこか静かで、
すべてを見通しているような存在だったのに対して、
母は、
もっと現実に寄り添うような、
温度のある関わり方をしていました。
ある日のことです。
母が電話で誰かの相談に乗っているのを、
私は少し離れた場所で聞いていました。
相手の声は聞こえません。
でも、
母の言葉から、
その人がどれだけ苦しんでいるのかが、
不思議と伝わってきました。
「大丈夫だよ」
「ちゃんと見えてるからね」
そう優しく語りかける声の奥に、
ただ慰めるだけではない、
強い意志のようなものを感じたのです。
そのときの私には、
それが何なのか、まだ理解できませんでした。
でも一つだけ、
はっきりと感じたことがあります。
それは、
“寄り添うだけでは足りない場面がある”ということでした。
後になって、
その意味が少しずつわかるようになりました。
これまで累計2,000人の方と向き合ってきた中で、
優しい言葉だけでは、
本当の意味で前に進めないことがあると感じる場面がありました。
ある方は、
ずっと誰かに「大丈夫」と言われ続けてきました。
でも、
心の奥では何も変わっていない感覚を抱えていたのです。
そのとき必要だったのは、
ただ安心させる言葉ではなく、
「本当はどうしたいのか」
という核心に触れることでした。
母のあのときの声は、
きっとそこに向けられていたのだと思います。
優しさの中にある、
揺るがない軸。
それが、
人の人生に関わるということなのだと、
少しずつ理解していきました。
恋愛も同じです。
ただ相手に合わせるだけでは、
本当の関係には辿り着けないことがあります。
あなたの中にある本音に、
どれだけ向き合えるか。
そこが、
これからの流れを大きく左右することもあります。
あなたの物語には、
あなたにしか選べない道があります。
私はその中で、
ただ優しいだけではない、
核心に触れる言葉で関わっていきたいと思っています。
次回は、「私が占い師になると決めた日」についてお話しします。
この道を選ぶきっかけとなった出来事を、
少しずつ紐解いていきます。
もし今、
自分の本音がわからなくなっているのなら、
そのままの想いで、
よろしければ聞かせてください^.^