【連載 第4話】母という占い師

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コラム
こんばんは。丸山修平です。

祖母の背中を追いながら育った私にとって、
もう一人、身近に“この世界”と向き合っている存在がいました。

それが、母でした。
母もまた、
祖母と同じように人の想いや流れを感じ取り、
相談を受けることが日常の一部になっていました。

ただ、祖母とは少し違う空気を持っていたのを覚えています。
祖母がどこか静かで、
すべてを見通しているような存在だったのに対して、
母は、
もっと現実に寄り添うような、
温度のある関わり方をしていました。

ある日のことです。
母が電話で誰かの相談に乗っているのを、
私は少し離れた場所で聞いていました。
相手の声は聞こえません。
でも、
母の言葉から、
その人がどれだけ苦しんでいるのかが、
不思議と伝わってきました。
「大丈夫だよ」
「ちゃんと見えてるからね」
そう優しく語りかける声の奥に、
ただ慰めるだけではない、
強い意志のようなものを感じたのです。

そのときの私には、
それが何なのか、まだ理解できませんでした。
でも一つだけ、
はっきりと感じたことがあります。
それは、
“寄り添うだけでは足りない場面がある”ということでした。
後になって、
その意味が少しずつわかるようになりました。

これまで累計2,000人の方と向き合ってきた中で、
優しい言葉だけでは、
本当の意味で前に進めないことがあると感じる場面がありました。

ある方は、
ずっと誰かに「大丈夫」と言われ続けてきました。
でも、
心の奥では何も変わっていない感覚を抱えていたのです。
そのとき必要だったのは、
ただ安心させる言葉ではなく、
「本当はどうしたいのか」
という核心に触れることでした。

母のあのときの声は、
きっとそこに向けられていたのだと思います。
優しさの中にある、
揺るがない軸。
それが、
人の人生に関わるということなのだと、
少しずつ理解していきました。

恋愛も同じです。
ただ相手に合わせるだけでは、
本当の関係には辿り着けないことがあります。

あなたの中にある本音に、
どれだけ向き合えるか。

そこが、
これからの流れを大きく左右することもあります。

あなたの物語には、
あなたにしか選べない道があります。
私はその中で、
ただ優しいだけではない、
核心に触れる言葉で関わっていきたいと思っています。

次回は、「私が占い師になると決めた日」についてお話しします。
この道を選ぶきっかけとなった出来事を、
少しずつ紐解いていきます。

もし今、
自分の本音がわからなくなっているのなら、
そのままの想いで、
よろしければ聞かせてください^.^

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