審査・査読目線からの文系の科研費・民間研究助成の申請書と学術論文の作成サポート（2021年～）

科研費審査委員を通算5年度務めた経歴、3回の科研・基盤研究（A）の採択を含む多数の外部資金獲得歴、国立大学・研究機関における科研費申請アドバイザーの経験などを持つシニア研究者（コロナ禍で半隠居）です。 また、学術誌の査読委員を長く務めた経験を持っています。 日本の大学院では、自分の新たな研究課題を見出し、それを分かりやすく提示する研究企画力の育成教育がほとんどおこなわれていないために、科研費などの外部資金の申請に四苦八苦する研究者が多いように思います。 また、論文作成に関しても、整合性のある論理構成や分かりやすい表現に苦労する研究者が多く見られます。 合衆国での研究体験で、日本ではいかにこれらの面の力の養成がおろそかになっているかを如実に実感しました（とりわけ、人文社会科学系）。 科研費の調書作成のサポートや論文作成のサポートを通して、若い研究者の方々の研究企画力...