会社員として貿易業界に15年近く身をおいていました。
貿易業者といっても、輸出者、輸入者、フォワーダー、乙仲、と形態は様々。
私も貿易業をやり始めたころ、「分かり合えてそうで分かり合えてない各業者の立ち位置」に翻弄されることもありました。
例えば、輸出入者の皆様であれば、フォワーダーや乙仲側から、
「輸出入者の責任として、〇〇してください」みたいな話をされることは多くないでしょうか?
「御社に依頼してるんだから、そんなのやってよ!」と言いたい方、もしくは言ってしまった方もいるのではないでしょうか?
逆にフォワーダーや乙仲側の皆様であれば、
「〇〇の書類用意をお願いしますね。」とお願いし、
「え?ないよ、そんな書類。聞いてないし、知らない。そっちで何とか出来るでしょ?」と返され、
「・・・( ゚Д゚)ハァ?」ってなった方、いらっしゃいませんか?
こういう話、冗談ではなく、頻繁に聞きます。
どちらも悪くないのですが、単純にお互いの相手を理解してあげれてない認識の差です。
特に通関業者さんは、税関等への届け出の元お仕事してるワケですので、コンプライアンス上で直接輸出入者にお伝え出来ないことも多々あります。(下手したら通関業取り消されたりするので)
そこで、輸出入者、フォワーダー、乙仲、と経験した私より、何にも縛られずにご説明させて頂ければと思います!
初めに購入者様がどの業種で、どの業者の事を理解したいか教えてください。