竣工時に万全を期して委託先を選考したとしても、長い年月が経過すると建物の管理手法の向上や競争激化により、今までの管理費が安価となる可能性があります。下記に管理メニューの見直し方法について記載いたします。
①委託回数・委託の質を見直し余分な金額を抑制する。
当初からの実施回数や実施メニューだからそのまま実施しているという管理項目はありませんでしょうか。下記に私が成功した見直した成功事例を記載いたします。委託先の御会社から減額を伴う仕様変更を申し出てくることはありません。こちらからの申し入れが必要です。
・ガラス清掃と床定期清掃の回数を削減し、定期清掃費用を削減した。
→削減額:年額48万円
・日常清掃の掃除機がけの回数を減らし、清掃費用を削減した。
→削減額:年額110万円
・その他、、、多数の仕様見直しを実施。
仕様を削りすぎるとデメリットも発生します。仕様の見直しは私の経験が生きる一番の分野です。
②総合管理方式を止め、自分で直接業者と契約する。
総合管理方式とは、清掃・警備・各種設備管理をまとめて1社にお願いすることです。総合管理方式は下請けの業者管理費を乗せて元請管理会社が受託しております。工事でいえば、ゼネコンが下請け、孫請けを束ねているのと似ています。
清掃・警備・設備管理をすべて同じ会社に依頼している場合、ご自身で直接実施会社に直接依頼すればその中間マージンを外すことが可能となります。
ただし、業務の種類によってはある塊で1つの会社へ発注した方が良い場合もあります。最小の労力で最大の費用削減が可能なポイントを所長(私)は知っております(企業秘密)。※ただし、ご自身の目が届かない遠隔地の管理物件は総合管理方式にすべきと考えます。
③複数の業者さんから見積を取る。
各社様より一生懸命頑張った見積をいただくために、オーナー側のひと仕事が必要になります。業界に居た私だからわかってます。
下記に私が成功した見直した成功事例を記載いたします。
・受水槽清掃、汚水槽清掃、配管高圧洗浄の業務を数社の競争により現行金額より下げて委託を開始した。→削減額:年額184万円
・その他、、、多数の仕様見直しを実施。
事前にご相談されたい内容をココナラ経由でお教えいただけますと、打合せ時間内で即答が可能です。事前開示が無くとも可能ですがお時間頂戴すると思います。見直ししたい維持管理項目、契約書、仕様書を事前に拝見できますとお話が早いと思います。