軽い気持ちでしたことが、とんでもないことに!…住宅ローンを一括返済するはめに
先日、お客様からこんな質問を受けました。
「住宅ローン借りてから、人に貸して別なところに住んでもいいんですよね?」
ハウスメーカーに勤めていたときも、こういう相談を何回か受けました。
結構みなさん「ローンなんて借りてしまえばなんでもあり」…な感覚みたいなんですよね。
これ、銀行が聞いたら基本的にはアウトです。
それでは、もし内緒にして賃貸に出していることがバレちゃったらどうなるんでしょうか?
結論から言うと、銀行に黙ってやると大変なことになります。
住宅ローンの金利が低くて、長い期間の返済が認められているのは、自分が住むためだからちゃんと返済してくれるでしょ?…
つまり「申込人自身が住む家」…それに対するローンだからなんですね。
自分で住まないなら「一括返済するか他のローンに借り換えしてね」というのが本来の考え方です。
事情によって認められるケースもありますが、基本的には契約違反でローンの一括返済を求められることもあります。
勝手に賃貸に出した場合のリスクはとても高いんですね。言わなきゃ分かんないでしょ!?それでは転勤とかどうしようもない事情で、一時的に住めない場合はどうなんでしょうか?
金融機関によって対応は違いますが、融資した住宅に、また戻ることを前提に賃貸することを認めてくれるケースもあります。
なぜそこまで居住用じゃないことに厳しいのかと言うと、住宅ローンを融資している銀行は投資目的で利用されたら困るからです。
住宅ローンの金利は低いので、これを悪用して投資目的で賃貸されたらたまったものではありません。
せっかく審査をして低金利で長期間、しかも大金を融資したのに、その物
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