頑張らなくていい、と言われても…
疲れていたり、悩んでいたり、ストレスをため込んで元気がなくなったとき、周囲にいる優しい人は「頑張らなくていいよ」といってくれるでしょう。
それでも頑張ってしまう人がほとんどです。
それは何故でしょうか。どうしたら、頑張らなくていいのに頑張ってしまう状態から抜け出せるでしょうか。
<具体事例>夫がうつ病で失職したため、妻は従来の収入を維持しようと、今まで以上に仕事を頑張るようになって、残業が増え、任される業務も増えた。うつが悪化中の夫には頼れないと思い、家事、夫のケアも一人で担った。↓ストレスでイライラしたり疲労がたまって体調が悪くなることが増えた↓家族、同僚などから「そんなに頑張らなくていいよ」と言われた原因① 頑張らざるを得ない
「頑張らなくていい」と言われても、頑張らざるを得ない、無理しないといけない、という時があります。
◆自分が頑張らないと、家族/職場が回らなくなる
◆自分の代理がいない
◆収入を得るため
◆大事な役割を果たすため
理由はそれぞれですが、「そうか、頑張らなくていいんだ」とすぐに納得できない理由があるからです。
原因② マイルール
周囲の環境や条件だけでなく、自分で自分に「頑張らなくてはいけない」と課している場合もあります。
◆頑張る以外の方法が分からない
◆頑張らない、という状態が分からない
◆頑張っていない自分には価値がない、と思っている
◆完璧主義
子どもの頃から、「出来たこと」より「出来なかったこと」を指摘され続けた経験がある人に多いでしょう。
テストで85点取れたら、普通は褒められます。
けれど「15点は何を間違えたのか」だけを追及されるような体
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