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読み切り超短編小説「曇りがちな火曜日」

※この作品は「雨の月曜日」の続きになっておりますので先にそちらをお読みください。 (それじゃー読み切りじゃないじゃない!)  ん…? (いやいや、それでは読み切りと言わないでしょ!)  すみません、耳にバナナを刺していたのでよく聞こえませんでした。 2022年6月7日(火) 森七菜似の教育実習生の数学の授業が始まった。 昨日は各先生方について回り、きょうから自分で授業を行うことになった。 … 「0.99999999999999999…(永遠に続く) = 1 です。理解できますか?」 森七菜が説明してくれても何となく気持ちが悪かった。 「じゃあこれはどうですか。」 1/3 = 0.3333333333333333… こちらは、なんとなく納得できそうだ。 「では、両辺に3を掛けます。」 1/3 X 3 = 0.9999999999999999… 1 = 0.999999999999999… (うーん何となくわかったような、だまされたような) …  授業の終わりがけに森七菜が言った。 「来週の月曜日から金曜日までのいずれかの日にテストを行います。 抜き打ちテストなので、テストが行われる日がいつかは教えません。」  数学が得意な学級委員が口を開いた。 「先生、金曜日に抜き打ちテストがあると仮定します。すると、月曜日から木曜日まで抜き打ちテストがないことになるから、木曜日の夜の時点で、翌日(金曜日)が抜き打ちテストの日であると予測できてしまいます。これでは抜き打ちとは言えないので、金曜日には抜き打ちテストを行うことができないということになります。 次に、木曜日に抜き打ちテスト
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