中小企業経営のための情報発信ブログ122:「働かないおじさん」問題
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「『働かないおじさん』問題」について書きます。コロナ禍で多くの企業が苦境に立たされ、働き方改革に取り組んでいます。これまでのように「終身雇用」を守ることは難しく、「終身雇用」を前提に企業運営、事業活動を考えることに限界を感じている企業も増えています。早期希望退職者を募り、人員削減を行なう企業も増えています。昨年夏にはサントリーの新浪社長の「『45歳定年制』発言」が話題になりましたが、次第に現実味を帯びつつあります。早期希望退職者を募集する企業の大半は、40歳または45歳以上を募集対象にしているのです。
一方で、2021年4月には「高年齢者雇用安定法」が改正され、70歳までの就業機会確保が努力義務とされ、企業の状況と国の政策との間にズレが見られます。一方で個人の立場からすると、人生100年時代、老後2000万円問題など、裕福な老後を暮らせる人は一握りで、生きるためには働かなければなりません。いま特に問題なのが、定年間近のミドルシニア層です。彼らは、企業の中でもっとも人数が多く処遇も高く、個人の生活コストも高い40代・50代の労働者です。その中にいるのが「働かないおじさん」と言われる人たちなのです。
1.「働かないおじさん」問題
昨年度くらいから「働かないおじさん」という言葉を目にする機会が増えたように思います。
「働かないおじさん」という言葉は「真面目に仕事をしないで給料をもらっている人」「働く意欲が低い年配者」を指す言葉のように思われがちですが、実際のところ、「本人が意図的にサボっている」というケースはあまりありません。
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