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手紙を送ること

  手紙を最後に書いたのは、いつですか?  私は、文通が趣味です。かれこれ中学生の時から、ずっとやり取りをさせていただいている恩師がいます。その先生との文通について、今回はおはなししましょう。  私は、当時美術部の一員で、先生はその顧問でした。私が中学校を卒業した数日後、その先生からお手紙が届きました。当時の私は、手紙なんて友達とメモ紙でしか、やり取りの経験がありません。速達であったのもあり、びっくりしてすぐに返事を書きました。  その先生との「美術」という同じ興味の共通点が、ここまで文通が続いた一因だと思います。私が帰省をすると、必ずどこかのタイミングでお会いして、一緒に美術館へ行ったり、お茶したりして美術を二人で楽しみます。先生にとって、私は40歳以上歳が離れているので、ある種孫のような存在なのかもしれません。(私はそれくらい親しく思って、お付き合いさせていただいております。)季節の便りや、美術館へ行くとその時のパンフレット、購入したポストカードを贈り合います。お互いに離れた地域に暮らしているので、その地の美術の様子が知れて楽しいのです。  秋になると、先生は私に銀杏を贈ってくださいます。これは、私の大好物で、それを伝えると「自分の庭で採れたものです」と小包を毎年送ってくださるようになりました。銀杏は、ご存じの方もいるでしょうが、種は(匂う、という表現はストレートすぎますが)実で守られていて、それを洗って干す必要があり、拾ってすぐ食べれる代物ではありません。実を洗い、きれいに乾燥させてから、箱に入れて大事に送り届けてくださいます。もったいなくて、すこしずつ1日ずつ、文字通り
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デザイナー一日のはじめ

 いつも二十四節気を気にしながら朝を迎えます。今は10月7日「秋分」七十二侯で末侯「水始めて涸れる」という。 旬の野菜としては銀杏があります。イチョウの葉が黄色く染まり、丸い実をつけます。熟した実が落ちて、特有な香りがする外皮を除くと、固い殻に包まれた果肉が出てきます。それが銀杏。茶碗蒸しに入れます。 かつて熊本城を建築した加藤清正公は、戦時下においての籠城にそなえた食料補給の工夫を場内のいたるところに施しています。 イチョウの木もその一つ銀杏を保存食として考えていたのです熊本城を別名「銀杏城」というのもそのせいなのです。
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"秋風が語る情熱の詩"

秋風に揺れる紅葉の舞心にそっと寄り添う詩の調べ。 木々が語りかけ、風が語りかける深まる秋の情熱が私を包む。 静かな森に囲まれた日々色とりどりの葉が詩を奏でる。心は温かく、思いは広がりこの季節に溶ける心の旅。 秋の空に浮かぶ鳥の歌声澄んだ空気が響く詩の音。 孤独と平和が交わる瞬間深まる秋、私の心に訪れる。紅葉のカーテンが揺れるとき心の中には温かな火が燃える。 秋の魔法が私を包み込み心が温かくなる、美しい季節。 最後まで読んでくれて有難う(^^♪三東周矢
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