FPが考える「お金を増やす基本」を紹介
はじめに
以前、老後2000万円問題が話題となったこともあり、老後資金への関心が以前にも増して高まっています。また昨年発生した新型コロナウイルスの影響で職を失ったり、失わずとも大幅に収入が減少したりで、その影響を受けた方は非常に多いと思われます。そんな時に頼りになるのはやはり「貯蓄」である事は間違いありません。そこで新年早々、少々地味な話題ではありますが今回はお金、つまり貯蓄を増やす方法についてFP目線からのお話をしたいと思います。賢く、無理なくお金を増やす方法を確認してゆきましょう。
節約をして支出を減らす
まず第一に挙げられるのは、誰でも最初に思いついて取り組む方法が無駄な支出を減らす事です。節約をする方法については色々な方法が公開、提案されており、既に実践されている方も多いと思われるので、ここでは詳しい説明は避けてポイントだけにしたいと思います。
固定費の見直し
固定費とは毎月決まって必要になる費用、例えば住宅費や光熱費、通信費、交通費、保険料、車の維持費、各種ローンの支払いなどであり、この比率を下げられればかなり効果は高いと思われます。
固定費の見直し方法については多種多様でもある為、別途説明の機会を設けたいと思います。
変動費の見直し
ちなみに固定費の反対は変動費です。変動費とは生活に伴う活動の頻度、度合いによって変動する費用のことです。例えば食費。外食が多ければ、食費は高くなりますが、頑張って自炊をすれば、食費は安くてすみます。その他に、被服費、交際費、生活雑貨費、衛生費、医療費、ガソリン代、レジャー費、美容費、おこづかい等があります。この「変動費」は、節約・工夫に
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