少しの違いは、少しじゃない。
どんな分野であれ、
深みを追求する人達が
共通にして大切にすること。
それは、
ほんの小さな違い。
ほんの少しの重さ。
ほんの少しの角度。
ほんの少しの長さ。
ほんの少しの力。
ほんの少しの動き。
皆、それを大切にする。
一般の人達にとっては、
「そんな些細な事?」
と言うような取るに足らないような事。
でも、深みに臨む人達は、
その些細な事が
大きな差になる事を知っている。
知り合いの元レーサーの話。
レースでは、
ほんの数グラムの重さ、
ほんの小さな角度が、
一周0.1秒などの差になる。
小さな差は積み重なる。
一秒も差がついたら、
とんでもなく前後の距離が開く。
だから、ほんの小さな差は、
大きな差である、と。
ほんの0.数ミリのハンドルの角度でも疲れ方が違う、と。建築にしてみても、
ほんの0.00何ミリズレがあったら、
それは、数センチのキャラなら
何もわからないかもしれない。
でも、何十メートルともなれば、
大きなズレになる。
だから、職人や一流アスリート達は、
小さな差を大切にする。
深みにいる人達と一般の人達との大きな違いは、些細な、ごく小さな差、違い、変化に気づけるかどうか。小さなことが大きなことだとわかっているかどうか。それを生かして生きているかどうか。一般人の日常生活や人生において、
その小さな差が該当するのは、それは、おもい、思う力。
思うことが大切なことは、単純で、言葉では多くの人は理解できる。でも、多くの人は言葉での理解に留まる。人間の作り出す事、物、場所、存在、
その全ては思うことでなる。単純ですが、
真実です。
(よくそのことについては書いているの
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