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プロットはどれくらい細かく書けばいいの?

ある方から、 「プロットって、どれくらい細かく書いたらいいですか?」 とご質問をいただいたので、今回は「プロットの書き方」 について、詳しく書きたいと思います。 まず、プロの小説家は必ずプロットを 編集者に提出します。 プロットなしで書いちゃいました~という話は あんまり聞いたことがありません。 プロット通りに書けるかどうかはともかく、 (こちらの話はまた後日、「絶対にプロット通りに 書かないとダメ?」というタイトルで書きたいと思います)、 どんな設定でどんなキャラでどんなストーリーになるか、 つまり、「何で勝負するか」ということを決めるために、 プロットは必要です。 アマチュアの方でも、大筋のプロットは 決めて書き始めたほうが、話はまとまりやすいと思います。 さてそのプロットですが、「これほどまでに違うの?」 というくらい、プロ作家でも書き方が違います。 構想書きみたいな、メモ書きみたいな感じで、 ぺらっと提出してくる作家。 (たまに何が書いてあるかわかりません) しっかり起承転結に分けて、きっちり 出してくる作家。 (こういうのはありがたいです) 用紙15枚、ちょっとした短編小説? というほどに細かすぎるほどに長く書いてくる作家。 (あんまり長すぎると、没にしづらいという点もあります…) みんな、自由だね!(笑) まぁ、書きやすいやり方で書くのが 一番ではないかと思いますが。 しかしオーソドックスなのは、ある程度の長さで、 設定とキャラクター、世界観や舞台や時代背景を書き、 物語を起承転結風に、どんな事件やどんな大きな エピソードがあるのかを記載して、エンディングまでを書く
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講評ってどんなもの? その2

ココナラに出品しているサービスの「講評」について、前回に引き続き、具体例を出しつつ解説します。 小説の講評サービスは、基本的には、 「全体的な講評」「よい点」「改善点」 「修正アドバイス」に分けて講評しています。 一番大切な部分は「改善点」だと思うのですが、ここはかなり具体的に 書いてしまっているので、ちょっと抜き出すのが難しく、今回は大まかな修正アドバイスを重点的にお送りします。実際の「改善点」は、ページ数なども入れて、 どこをどのように直すべきか、もっと詳細にお伝えしています。 講評のほんの一部だけを抜粋でお送りします。 抜粋は、同じ方の作品ではなく、いろいろな方の講評から抜粋しております。 (※購入者の了承済み) <全体的な講評の具体例1> 設定やキャラクター、書こうとしているテーマや題材は、 BLの王道であり、読者受けしやすい、素晴らしいものだと思いました。 また、ストーリーも起承転結がしっかりしており、中編という短さの中で、 過不足なくエピソードが盛り込まれ、物語の展開も上手だと思いました。 特に山場の作り方が上手で、後半の怒濤の展開は見事だと感じました。 では、投稿して賞を獲るためには、何が足りなかったか。 それは作品全体の掘り下げだと思いました。 筆力、と言うこともできるのですが、物語自体のストーリーや設定は面白そうなのですが、 読後感は全体に浅い印象が残りました。 作品全体が淡々とした印象で、情感たっぷりな部分が少なく、 恋愛小説としても、主人公の成長物語としても、若干、物足りなさを感じました。 中編なので、あまり掘り下げすぎても長くなってしまうのですが、 それ
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講評ってどんなもの?

今回は、ココナラに出品しているサービスの「講評」について、具体例を交えて説明したいと思います。 小説の講評サービスは、基本的には、 「全体的な講評」「よい点」「改善点」 「修正アドバイス」に分けて講評しています。 (作品によっては別項目になることがあります。 ジャンルの基本的セオリーなどを解説したり) 具体例として、今回は、「講評」と「よい点」について、 作品のほんの一部だけ抜粋して解説します。 (※購入者の了承済み) <講評、具体例1> お話や設定自体は、とびぬけてユニークではありませんが、 「主人公の成長」と、「忌まわしい過去からの脱却」「人の救済」という深いテーマがしっかりと感じられ、 素晴らしい物語になっていると思います。 文章は大変こなれていて、簡潔で読みやすいです。 キャラクターの心情描写も上手で感情移入しやすいですし、 物語全体が読者の共感を得やすい作りになっていると思いました。 一方で、課題点、改善点もいくつか見受けられました。 一つは視点のばらつきが見られたことです。 (※以下、具体的なアドバイスは省きます) もう一つ、この作品で惜しいなと思った点は、 説明が多すぎる点、キャラクターの大事な背景を描写ではなく、 あらすじのように説明してしまっている箇所が、見受けられたことです。 この設定やプロットは、本来であれば長編小説用、八万字程度は必要になってくる題材かなと思います。 それを中編の長さで詰め込んだせいもあると思いますが、主人公たちの背景をさらっと説明してしまうと、 小説としての情緒がなくなるというか、あまり「生きた」キャラクターではなくなってしまう、という
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【講評ってどんなの?】あなたの原稿、こんな風に読んでいます

原稿の講評、添削って具体的にはどんなのよ?と思う方は多いと思います。一応これで出版界隈はベテランではありますが、あなたにとっては一見さんであるわたくしにサクッと依頼できちゃう人の方が少なくて当然でしょう。何しろ諭吉が飛ぶ価格設定。「高いよな」と思うかもしれない。いや、思いますよね。パッと読んで1、2時間でパッと感想書かれた日にはたまんない。実際のところ、長編原稿ならば1週間くらいはかけます。お急ぎの場合はその限りではありませんが、実働時間にしても2~3日はかかっています。なので、諭吉数枚設定にはワケがあるのです。はたして、あなたが原稿を送ってからどんなことが行われているのか、すこし説明しようと思います。同種サービスとの比較検討の参考にしてください。 その1、全文プリントアウトし、付せんを貼って読む。 まず、頂いた原稿を印刷します。350枚の原稿でも、です。週3本もの長編原稿が届いたらコピー用紙1セット分でも足りません。実際のところ、紙代とインク代がバカにならない。画面で読みながらWord校閲機能で書き込んだ方が作業も早いので、感想サービスでもWord画面でそのまま読む人も多いと思います。いや、競合クサしじゃないですよ。ないです。ただ、デジタルがない時代から出版稼業にいた自分からすると講評や添削の際に「印刷せずに読むなんて!」です。まぁ、逆にwebや電子書籍媒体ならそのまま読んだ方が良いのかもしれませんが。 というわけで、読みながら気になったところに付箋を貼ったり、メモを取ったり、修正が必要な部分は原稿に直接書き込んだりしていきます。あくまでこれは自分(講評者)のためのメモです。
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今日からココナラデビュー

本日から小説の講評及びアドバイスを出品させて頂きました。2,000円から承っておりますので、是非ご利用ください。応談もOKです。宜しくお願いいたします!
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