夜型を一括りにしていませんか? ― 直す前に、立ち止まって整理してほしいこと ―
「私、夜型なんです」睡眠相談をしていると、この言葉を本当によく聞きます。ただ、話を丁寧に聞いていくと、同じ「夜型」という言葉でも、中身はかなり違うことに気づきます。夜型という言葉は便利ですが、少し雑に使われすぎているようにも感じています。「夜型」の中には、いろいろな状態が混ざっているたとえば、こんな方たちです。・夜型ではあるけれど、朝9時なら何とか起きられる・気づいたら昼夜が完全に逆転してしまっている・夜型だと思っていたけれど、実は慢性的な睡眠不足なだけ・休日に寝溜めしてしまい、せっかく整えたリズムが毎回崩れてしまう同じ「夜型」と言っても、困っているポイントも、必要な対応もまったく違います。それなのに、「夜型だから仕方ない」「夜型を治さなきゃいけない」と一括りにしてしまうと、本当は整理できたはずの問題まで、見えなくなってしまうことがあります。夜型=体質、とは限らない(でも否定もしません)もちろん、夜型の傾向そのものは存在します。特に若年者では、生理的に夜型に傾きやすい時期があるのも事実です。夜に頭が冴えやすい朝がつらいそれ自体は、決しておかしなことではありません。ただ、相談の中で感じるのは、夜型であること自体よりも、「どの程度の夜型なのか気づいていない人がとても多い」ということです。夜型に見えているだけ、というケースも多いよくあるのが、こんな流れです。平日は無理やり早起きして、睡眠不足が溜まる→休日前はストレス発散で夜更かしする→休日に寝溜めして、起きる時間が大きくズレる→日曜の夜に眠れなくなる→「やっぱり自分は夜型なんだ」と思い込むこの場合、本当に体質的な夜型でしょうか。それ
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