人の心を動かす「弱いロボット」とノーマライゼーション
部署異動して新しい環境で心機一転、遊ぶように仕事をしているあんてぷりまです。私、認知症及び終末期のケアを長年してきましたが部署異動して、ただいま新たに40名強の利用者とラポール(信頼関係)を構築中です。さて、部署異動をして私がまずしたことといえば「はじめまして。私、右も左も分からないから助けてくださいね。」と利用者さんに挨拶です。私と一緒に働いたことのある職員はクスクス笑いだします。大ベテランさんが異動してくると言っていた初めて一緒に働く職員はキョトンとしています。しかし、意思疎通が困難だろうと思われている利用者さんのうち10名ほどは姿勢が伸びてニコニコしています。そうして、始まります。「それは、そこに置くんじゃないよ。」と利用者さんが教えてくれます。今まで、自発的に何もできないと思われていた利用者さんが、自分で上着を着たり立ったりします。一緒に働いたことのある職員は下を向いてプププと笑いを堪えるのに大変そうです。大抵の方は、心の奥底に「誰かの役に立ちたい。」という気持ちを持っていらっしゃいます。誰の役にもたたない。社会のお荷物になっている。と自責をしているのかもしれません。そんな時に、何も分からないという人間が現れた。一生懸命、私の世話を焼いてくれるのです。私は、この職業を通してノーマライゼーション人間の尊厳を守ることを学んできましたが受け取ることも学んできました。あなたは、この動画を観て何を感じますか?どのように感じますか?
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