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#20 「コロナ飲み薬は最後の1ピース」

「コロナ飲み薬は最後の1ピース」…塩野義、年度内供給へ開発急ピッチ9/30(木) 8:01配信 塩野義製薬が開発中の新型コロナウイルス治療薬は、自宅で使える経口薬(飲み薬)で、コロナの脅威を大幅に減らす可能性を秘めている。先行する海外の製薬大手に追いつくため、これまでにない態勢で開発を急いでいる。異例 29日に記者会見を開いた手代木功社長は、「ワクチンや診断、治療薬が急速に進歩している。経済的で簡便にお飲みいただける経口薬は最後の1ピースだ」と述べた。 27日に始めた飲み薬の最終段階の治験では、医療機関だけでなく、ホテルなどで宿泊療養中のコロナ患者も対象に加えた。大勢の参加者を確保して迅速に治験を進めるためで、「これまでにない異例の態勢」(広報)で臨む。発症初期に薬を飲めば、早期に回復できる効果が期待されている。 塩野義は、開発中の新型コロナワクチンについても、年内に最終段階の治験を始め、今年度中に供給開始を目指す。ワクチンの普及で重症化を予防し、感染しても飲み薬で簡単に治療できるようになれば、新型コロナを「インフルエンザ同様」(塩野義)の感染症として扱える可能性があると期待する。 塩野義は2021年3月期の連結売上高が2971億円と、国内中堅規模の製薬会社だ。ただ、インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」やHIV治療薬「テビケイ」を創出した実績を持つ。感染症領域に強みがあり、手代木氏は「経営資源の8割を新型コロナ関係に充てている」と全社を挙げて対応していると強調した。開発競争 塩野義が治療薬の開発を急ぐ背景には、国際的な競争の激化がある。 先行しているのが、米製薬大手メルクだ。日米
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