高度情報処理試験(PM)の合格論文に必要な2つの観点
本日は、少し知っておくだけで高度情報処理試験(プロジェクトマネージャ)の午後Ⅱ(論文)の質向上につながるノウハウをお話しします。
■合格論文には絶対に記載が必要な観点が2つある
高度情報処理試験(プロジェクトマネージャ)まで、あと半月ほどとなりました。きっと、多くの方が論文対策として、過去問を題材に論文作成を練習したり、市販の練習問題集の模範論文読み込んで記載ノウハウを把握したりしていることでしょう。その勉強方法は間違っていません。引き続き頑張ってください。しかし、いくら勉強しても本番当日の論文に欠けていると合格から大きく遠のいてしまう非常に重要な観点というものがあります。物事に絶対ということはないので「大きく遠のく」と言いましたが、正直、「合格できない」と断言しても良いでしょう。それくらい「重要な観点が2つ」あります。実は、この観点というのは、言われてみれば当然だと感じる人も多いのですが、実際には、それが書けてなくて不合格を続ける人もいます。
その2つの観点を意識せず、やみくもに論文練習を繰り返しても意味がありません。何となく、問題文の与件を設問に対する論文に漏れなく盛り込んで綺麗に組み立てましたというだけのレベルになってしまいます。これでは、B評価が良いところです。2つの観点のうち、片方でも論文中に記載できていない、又は、違った使い方をすると、「あっ、この書き方をしているということは、この人はプロジェクトマネージャとして失格だな、思慮が浅いな。」と読み手に思われて大きな減点となります。
繰り返しますが、この2つの観点は、言われてみれば当然のものですが、気づいていない人
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