自分で創る自分の車 No.46
■設定の調整 つづき●スタビライザー(定常時のバランス調整)スタビライザーは、ドライバーが車のバランスを調整するための主要な手段であり、最も頻繁に調整される設定の1つであるため、このリストのトップに位置しています。純粋なレーシングカーの一部の車種では、コックピット内で直接調整できるものもあります。 前述したように、スタビライザーは直接グリップを増減させるものではなく、コーナリング時のタイヤへの荷重配分を変化させるものです。これは、タイヤの荷重感度によるバランスの変化を意味します。スプリングやロールセンターの変更でも同じようにバランスを崩すことができますが、通常は変更が難しいです。 これらの変更は、車のロール剛性を変えるだけでなく、段差の扱い方を変える原因にもなることを理解しておいてください。 これにより、タイヤがコーナリングする際のキャンバーの角度が変わるため、スタビライザーを変更する際にはキャンバーの調整も必要になります。 また、全体のロール剛性が高いほど、過渡的なハンドリングのフィーリングが変わり、クルマの反応が速くなります。ですから、車のフィーリングが好きでキャンバーの設定が良い場合は、全体の剛性が同じになるようにフロントとリアを均等に調整してください。フロントを柔らかくすれば、それに比例してリアも硬くなり、逆もまた然り。 そうすることで、バランスを調整しても、足回りの変更を必要としなくなります。ここでは、フロントとリアのどちらのスタビライザーを調整するにしても、クルマをニュートラルバランスに近づけることは、クルマ全体のグリップ力を高めることだと理解してください。 アンダ
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