絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

6 件中 1 - 6 件表示
カバー画像

読書の大切さ

本を読むことは大事だと思う。それは小説、学術書、古典、ビジネス書、いろいろなジャンルがあるが、どれも同じように大事だ。小説は感受性を育て、学術書は新たな思考を生み出し、古典は人格を育て、ビジネス書はスキルを伸ばす。ビジネス書は子供のころの参考書と同様で、実践にいかに活用するかが大事だ。小説は、単に流行りものというのだけではなく、何らかの賞を受賞した作品であるとか、近代小説といった少し古いジャンルのものまで幅広く読むと良い。私小説、推理小説、エッセイなどいろいろあるが、どういったものでもそれなりに自分の心に影響を与えるものはあるだろう。 学術書は、今まで自分で知りえないことを教えてくれる。学校で習うのは、半ば強制的に教え込まれていたジャンルで、今ではあまり記憶に残っていないものが多いだろう。しかし、大人になってから読んだ知識は、意外と残るものも多い。また、自分が興味関心を持ったジャンルは、楽しく読むこともできる。 大人になったからこそたしなめる学習というものがある。 古典は、同様に中国でも日本でもヨーロッパのものでも、今なお伝わるものは、それこそ数百年の間に人類によって選別されたうえで残っているものだから、ちゃんとした価値がある。聖書が良い例だ。何かしら人々を惹きつけてやまないものがあってこその古典だ。古典を学ぶことは、人類の英知を学ぶことに等しい。古典から影響を受けることは、自分の人格を形成する一つのきっかけになるものだろう。江戸時代では幅広い階層で論語をたしなみ、明治のエリート層は、日本の古典を諳んじていたようだ。今の日本人は、源氏物語、枕草子、伊勢日記や徒然草などといっても
0
カバー画像

学ぶことの秘訣

学生時代は半ば強制されてきた「学び」は、自分がどうなりたいか、何をしたいかといったことを実現するために、年齢に関係なく必要になることだ。「学ぶ」とは「真似ぶ」からきているということらしく、当初はまねることが中心であったのが「学び」の本質だ。確かに昔の職人は徒弟制度で、師匠から教わるというよりも、やっていることを見て自分のものにするというのが当たり前だった。江戸時代も論語を学ぶために、まず暗唱して言葉自体をまねることから始まった。ただ、まねること自体で本質までつかめるかどうかというと、これは別の問題だ。「論語読みの論語知らず」という言葉がある通り、うわべだけで知ったように感じてしまって、それ以降深堀せずにいれば、本質を理解しないまま知ったように感じてしまう。これはどういった学びでも起こりうることだ。 社会人がセミナー、研修に参加をして「ああ、よいセミナー(研修)だった」で終わってしまっていては、何の意味もない。聞くだけで良い、結果の出るセミナー(研修)というのは基本的にはないだろう。こういったものは、自分の仕事に役立てるために時間を取っているはずなので、そこに結び付かないと意味がない。学ぶということは、読書を通じてもできる。読書は、先人の知恵や経験を文章を通じて学ぶことになる。脚色されている部分や主観で判断されている内容も多分にあるが、これまでの歴史の中である程度スクリーニングされているものなので、特にマスターピースとして今にまで残っているものは間違いないだろう。自己啓発では、「7つの習慣」「思考は現実化する」「原因と結果の法則」といったものは目標設定や成長への考え方やコミュニケ
0
カバー画像

中小企業経営のための情報発信ブログ478:本の紹介 座右の著「貞観政要」

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、出口治明著「座右の著『貞観政要』」(角川新書)を紹介します。副題に「中国古典に学ぶ『世界最高のリーダー論』」とありますが、「貞観政要」は唐の第2代皇帝、太宗・李世民の言行録です。「貞観」というのは当時の元号のことで(西暦627~649年)、今から1400年近く前です。貞観の時代は、中国史上、最も国内が治まった時代と言われています。「政要」というのは、政治の要諦のことで、太宗と臣下との政治上の議論や問答がまとめられたものです。その後、クビライや乾隆帝などの中国の皇帝が帝王学を学ぶために愛読し、日本でも北条政子や徳川家康、明治天皇が学んだとされています。太宗は、約24年間帝位についていました。出口氏は、名君と呼ばれる人の絶対要件は次の2つであると言っています。Ⅰ:「権限の感覚」を持っていること・・・臣下に一旦権限を与えたら、その権限は臣下のものです。部下に権限を与えて任せたなら、皇帝であっても部下の決定に従わなければなりません。皇帝が自分勝手に権力を行使すれば、人民や臣下を疲弊させ、やがては裸の王様になってしまいます。高い地位に就いた人が裸の王様になれば、君主の一言一句に組織が振り回されるようになり、やがて時代の変化から取り残されてしまいます。Ⅱ:臣下の「諫言」を得ること・・・諫言とは上司の過失を遠慮なく指摘して忠告することです。臣下の忌憚のない諫言を聞き入れ、彼らの批判に耐えることで自らを鍛え上げるのです。皇帝であっても、決して全能ではないことをわきまえた姿勢、欠点や過失を指摘されることを望み、喜んで聞き入れる姿勢です。出口
0
カバー画像

孫氏の兵法 書評

「孫氏の兵法」 著者 守屋 洋孫氏の兵法 「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」は誰しも聞いたことある名言だと思います。著者孫氏とは紀元前500年ごろに書かれた戦争攻略の兵法書です。名を「孫武」といい氏は敬称です。当時は戦争は戦略ではなく運や根性、兵や国の大きさで勝負が決まると思われていました。そんな中孫武は戦の勝ち方や攻略法を記し、2500年以上経った今も読まれています。三国志の曹操や諸葛孔明、武田信玄(風林火山は孫氏の兵法)、現代ではビルゲイツや孫正義さんなども愛読しているという。孫氏の兵法は現代版として沢山の方が訳されていますが今回私が手に取ったのは守屋洋さんの本です。昭和7年、宮城県生まれ。東京都立大学中国文学科修士課程修了。中国古典に精通する第一人者として、著述・講演などで活躍。研究のための学問ではなく、現代社会の中で中国古典の知恵がどう生かされているのかを語り、難解になりがちな中国古典を平易な語り口でわかりやすく説く。SBI大学院で経営者・リーダー向けに中国古典の講義を続けるなど、広く支持されている。著書に、『菜根譚』 (PHP)、『孫子の兵法』 (三笠書房)、『中国古典「一日一話」』 ( 三笠書房)、『〈新訳〉菜根譚』 (PHP)、『孫子に学ぶ12章』 (角川マガジンズ)、『「貞観政要」のリ-ダ-学』 (プレジデント社)など多数。 ※このプロフィールは、東洋経済オンラインに最後に執筆した時点のものです。概要本書では戦略の考え方を13編に分けてあります。相手の状況や地形、天候、こちらの戦力の状況を把握して必ず勝てるという見込みをもって戦えという内容や「兵は詭道なり」
0
カバー画像

人生を諦めずにしぶとく生き残る方法!

おはようございます、ヒロです。私達は離婚や死別、虐めなど辛い事があると死にたくなる時がありませんか?そんな中でも、しぶとく人生を生き残る方法があったら知りたくありませんか?菜根譚皆さんは「菜根譚」という中国古典を読まれたことはあるでしょうか。中国古典には、人生を逞しく生きるための知恵が詰まっています。 私は中国古典に一時期はまり、「老子」「孫子」「韓非子」「菜根譚」「三国志」などを読んでいました。 今、私は中国古典も読み返して、自分の心を保ち、人生をやり直そうとしています。 今回は菜根譚を読み返しました。 今回の言葉今回の言葉は「世の中は思いのままにならないと知る」です。 中身として、下記が記載されています。 ●魚を捕まえようとして網を張ったところ、予想外に大きな魚がかかることがある。●また、獲物を見つけてうきうきしているカマキリを、後ろからスズメが狙っていることもある。●このように、思いがけないことが起きたり、からくりの中にからくりが隠されていたりと、想定外だらけなのが世の中だ。●まったく、人間の浅知恵やたくらみなど何の役にも立たない。 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版  著者: 洪自誠、 祐木亜子 「事実は小説より奇なり」ということわざがあります。 文字通り、現実で起こる出来事は、人の思いで書かれた小説よりも不思議であるという意味ですが、私はこの言葉にも似ていると思っています。 人の思いなど、現実に起きることには遠く及ばないということです。 どれだけ望んでもかなわないこともある。 努力は必ず報われるけど、目標を達成できるかどうかは別。著名人の中には、努力は必ず
0
カバー画像

古典文化コースを作ろうか…

2020.07.30【新しい発見】 「学生時代に中国語勉強したとき、漢詩のテキスト使って、学習してたときあるんだけど、それをもう少し読み込んで、中国古典文化の面白さを入れた新しいコース作ってもいいかも!」って生徒さんとレッスンしていて、思いついたからやってみよう。他の分野でもできるかもしれない!----------結局現段階では「古典文化コース」をまだ作ってはいないのですが…汗生徒さまのご希望や学びたいことをいっしょに相談しながら、柔軟に可能な範囲で対応をしています。「中国語でこんな分野を学びたいんですけど…」というお悩みございましたら、お気軽にお問合せください♪
0
6 件中 1 - 6
有料ブログの投稿方法はこちら