おはようございます、ヒロです。
私達は離婚や死別、虐めなど辛い事があると死にたくなる時がありませんか?
そんな中でも、しぶとく人生を生き残る方法があったら知りたくありませんか?
菜根譚
皆さんは「菜根譚」という中国古典を読まれたことはあるでしょうか。
中国古典には、人生を逞しく生きるための知恵が詰まっています。
私は中国古典に一時期はまり、「老子」「孫子」「韓非子」「菜根譚」「三国志」などを読んでいました。
今、私は中国古典も読み返して、自分の心を保ち、人生をやり直そうとしています。
今回は菜根譚を読み返しました。
今回の言葉
今回の言葉は「世の中は思いのままにならないと知る」です。
中身として、下記が記載されています。
●魚を捕まえようとして網を張ったところ、予想外に大きな魚がかかることがある。
●また、獲物を見つけてうきうきしているカマキリを、後ろからスズメが狙っていることもある。
●このように、思いがけないことが起きたり、からくりの中にからくりが隠されていたりと、想定外だらけなのが世の中だ。
●まったく、人間の浅知恵やたくらみなど何の役にも立たない。
中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版 著者: 洪自誠、 祐木亜子
「事実は小説より奇なり」ということわざがあります。
文字通り、現実で起こる出来事は、人の思いで書かれた小説よりも不思議であるという意味ですが、私はこの言葉にも似ていると思っています。
人の思いなど、現実に起きることには遠く及ばないということです。
どれだけ望んでもかなわないこともある。
努力は必ず報われるけど、目標を達成できるかどうかは別。
著名人の中には、努力は必ず報われる、報われないのは怠け者の言い訳だという方もおい出るそうですが、これは半分正解で半分間違いです。
皆が努力しても、目標を必ず達成できるかというとそうではありません。
皆が金メダルを取れるでしょうか、ノーベル賞を取れるでしょうか。
でも、自分が努力した足跡は裏切りません。
努力した分、必ず力はつきます。
金メダルを取れなくても、努力で身に着けた力を活かし、何かの仕事に役立てることは出来ます。
例えば、自分がトップを取れなくても、次はプロコーチになって、トップを目指せる次世代の選手を育てるということもできます。
横綱になれなかった相撲取りが次世代の横綱を育てる親方になったり、ちゃんこのお店を開いて成功なんて事もあります。
努力が報われるかどうか、目標が達成できるかどうか、私はこの2つは別物として考えています。
そうすれば、目標が達成出来なかったからといって、必要以上に自己否定には走りません。
ちゃんと自分の努力の足跡を見て、「目標は達成出来なかったけど、自分はこれだけは努力してきた、まだまだやれる。」と前向きにも思えるからです。
長い人生、新しい目標や目的が出来ることもあります。
思いのままには〇〇〇
「世の中は思いのままにはならない。」
初めからそういうものだということを知った上で努力した方が、精神衛生上良いと私は考えます。
大体「努力すれば必ず金メダルを取れる。」なんて、どこかのアフィリエイト収入の詐欺まがいの謳い文句と似てませんか。
もちろん、「絶対に金メダルと取るんだ。」という気概を持って努力することは大切です。
そうでなければ、取れるものも取れません。
良くも悪くも思いがけないことが人生起きます
良いこと、悪いこと関係無しに、思いがけないことが起きるのが人生です。
良いことは、例えば宝くじ、ピンチの時に誰かに助けてもらえるとかですね。
悪いことは、事件や事故に巻き込まれる。
悪いことは無い方が良いですが、悲しいことに現実にはあります。
私は浅知恵とまでは言いませんが、大自然の大いなる意志とかに比べたら人間んのする事なんて浅知恵なのかも知れませんね。
運命を切り開く努力は必要
ただ、だからと言って何もしなくて良いと私は言っている訳ではありません。
運命を切り開く努力は必要です。
ただでさえ、思いのままにならない世の中なのだから、何もしなければ、それこそ思いのままにはなりません。
【世の中は思いのままにならないものだということを知りつつ、少しでも人生を自分で切り開くために努力する。】
【目標を達成出来なくても、思いのままにはならないことを思い出し、達成出来なかったことより自分の努力の足跡を見る。そして、新しい目標を考える。】
これが私の努力する上でのスタイルです。
そもそも、思いのままにならないから努力をするのです。
最初から思いのままになる世の中なら、努力など要りません。
自分の努力の足跡を見る
「世の中は思いのままにならないと知る」
世の中は本当に思い通りには行きません。
古代中国の思想家からしてそう言っているのです。
人が人を裏切り、人が人を平気で殺し、人が人から物を奪う。
そんなことが当たり前の時代なのだから尚更でしょう。
でも、そう分かっていても、思いのままにならないことばかりだったら、自信を失ってしまいます。
自分は何のために努力してきたんだと虚無感に苛まれるかも知れません。
だから、目標を達成出来なくても、自分の努力の足跡を見ることは大切なのです。
目標を達成出来なかった原因を研究することも必要ですが、まず足跡をきちんと見て、アナタはこれだけ頑張ってきたんだということを認めてあげませんか。
私は認めるようにしました。
他人様に対してもそう見るようにしました。
そして、他人様の努力の足跡を聴くと自分も鼓舞されます。
また、人に自分の努力の足跡を聴いてもらうと、自分で自分の長所を見つめなおすこともできます。
私たちにとって、人間関係が上手くいくかは幸せになる為の必須項目です。
常に自身の言動や行動を振り返り改善に励めば、コミュニケーションは必ず上達します。
その為には悩みを吐き出し、自分をまず冷静に見つめなければなりません。
そんな機会を設けましたので、お試し版(500円)からでも如何でしょうか?