自己肯定感が低いときは
毎日の生活で、仕事で、学校で、趣味で頑張っていれば、嬉しいことや楽しいことばかりではなく、腹立たしいことやショックなこと、嫌だけれどやらなければいけないことや乗り越えなくてはいけない壁などとぶつかります。どちらかというと自分にとって歓迎したくない出来事が起きた時に引っ張り出される「自己肯定感」。そういう状況だからこそ、「低い」ことを自覚しやすいのかもしれません。自己肯定感とは何か、なぜ下がってしまうのか、低い時は何が出来るのか、を考察しました。1.自己肯定感の定義自己肯定感については、色んな人が定義づけを行っています。なんと文部科学省までが、子どもの未来のための教育についての提言の中で「自己肯定感の低さ」を問題視しています。自己肯定感とは、・自分で自分のことを「OK」だと思うこと・ありのままの自分で大丈夫だ、と思えること・自分自身を大切にする感覚などを差します。似ている用語としては、「自己評価」「自己効力感」「自尊心(セルフ・エスティーム)」等があるでしょう。裏を返すと、自己効力感が低い・下がっている時とは、・自分で自分のことを「NG・ダメだ」と思っている・ありのまま、今の自分では不安だと思っている・自分自身を大切に出来ない状態ということになりますね。2.自己肯定感の中身自己肯定感を高めよう、というスローガン(?)はよく聞くものの、では自己肯定感って具体的になんだろう、と、考えました。①現実の自分自身を知っている自分で自分を受け容れることが出来ている、ということは、受け容れる対象である「自分」のことを知っていなければなりません。それは「もし〇〇が出来たら」という想定や条件を排除
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