生活保護を受けていた過去
どうがんばっても生活が苦しくて、借金がかさみ自己破産の末に生活保護を受けていたことがあります。申請に行ったときのことは今でも覚えていて生活福祉課がどこにあるか分からなかったので市役所内で聞いたときすごく見下されたように見られました。きっとあの目は、本当に貧しさを味わったことがない人なら誰でも同じ目で見るんだろうなと思う。人は本能的に貧しさが嫌いだから。それは逆に言うと、存在する人間は皆豊かであるということ。だから貧しいという状態がおかしいということになるんです。お金がないだけなのに、それと貧しいということとはまったく違うと思うのです。本当に貧しくなったことがない人ぎりぎりでも仕事と家があって収入もある人にとっては本能的に忌み嫌う種類の人間の集まりが生活保護者。私は生活保護を受けた経験があってよかったなと思います。なぜなら、単にお金がないだけの人を貧しいと捕らえなくなった事やむしろ自分自身という豊かさに気づけたこと生活保護はもっと気楽に気軽に受けてほしいと思ったしそしてそこからいくらでも好きに稼げると知ったこと。ただの同情や想像力で寄り添うのではなく経験者だからこそ寄り添えるようになったこと。自分の富は流したいところにいくらでも流そうと思えるようになったこと。苦しくてつらい時期が長ければ長いほど咲かす花も実る果実もでかいということが分かったから。
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