×自分に厳しく ○自分を律する
小さな時から「自分に厳しくありなさい」と叩き込まれてきませんでしたか?
恐らく年代関係なく、物心つくころから、優しさよりも厳しさのほうを優先させられて来たのではないでしょうか。
では、自分に厳しく、とは、どういう状態を指すのでしょうか。
他のことは必要ないのでしょうか。
必要なのは「自分に厳しく」ではなく、「自分を律する」ことです。
1.自分に厳しくするだけだとどうなるか
自分に厳しくするとは、具体的にどんなことでしょうか。▼甘えを許さない
▼常に正しい行動をとり続ける
▼自分は二の次、周囲を助けることが優先
▼些細な過ちもあってはならない
▼常に自分を監視し続ける
まるで監獄に閉じ込められているような印象です。
自分に対してこうした態度を取り続けると、どうなるでしょうか。
▼逃げ場が無くなる
▼何をしても達成感を感じられない
▼自己評価が下がる
▼他者からの優しさ、愛情、賞賛を受け入れられない
▼他者にも厳しく接してしまう(他の方法が分からない)
自分に自信が持てず、周囲を信用できず、一人きりで閉じこもる将来が待っています。
2.「厳しく」の反対は?
では、「自分に厳しく」ではない状態とは、どんな状態でしょうか。
①甘やかす
自分に厳しくすることが好きな人が、一番嫌がりそうな言葉ですね。
しかし、「甘える」または「甘やかす」とは、そんなに悪いことなのでしょうか。
甘える、とは、自己防衛を手放して、誰か・何かの力を信じて委ねることです。
生まれたばかりの赤ん坊が母親に抱かれて笑ったり眠ったり泣いたりぐずったりするのはごく自然な姿です。
赤ん坊だから、自然なのでしょうか。
赤ん坊
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