【「やっくん」久木弥九蔵:著 第2回】
今月末まで、過去のブログを一部修正を
施した上で再掲載とさせていただきます。
本日は、初期の名作、久木弥九蔵自叙伝
「やっくん」全7回の第2回目をお届け。
前回のブログも併せてご覧くださいませ。
──────────────────── 中学一年の夏休み明けに自転車で転んで
右肩の鎖骨を折り、その夜、即入院して
手術を受けた。約一カ月間学校を休んだ
所為で二学期にあまりに下がった成績の
遅れは三学期で取り戻し、汚点は消した。
だが、右肩の手術の跡は死ぬまで消えぬ。
中学三年で転校し、夏休みには一年生の
問題集からやり直すという、恐らく我が
学生時代最大の猛勉強をして実力をつけ、
どうにか進学校に合格することができた。
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高校・大学では、演劇・放送の部活動に
かまけてろくに勉強などした記憶がない。
その割には、国語のテストで学年1位に
なったり、実力テストでもクラス1位に
なったりしたこともあったが、それより、
NHKFMの番組に出演したり、自分で
脚本を書き、主演もしたラジオドラマが
KBS京都で流されたり、厚生年金会館
大ホールでMCをやれたり、という経験
をしたことの方が私はよほど嬉しかった。
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今宵はここまで。続きは明日のブログで。
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駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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