清肺排毒湯(中国における新型コロナウイルス治療薬)を考える その3
前回は以下の組み合わせで清肺排毒湯を作ってみました。・麻杏甘石湯 3.0包(半量処方エキス) ・麻黄湯 1.0包( 〃 ) ・小柴胡湯 3.0包( 〃 ) ・五苓散 3.0包( 〃 )・プラス 八百屋さんで買えるものを煎じる・・・。 論文では、「五苓散」ではなく「胃苓散」にすることで清肺排毒湯を合成しています。違いは含まれる生薬が「蒼朮」か「白朮」かの違いで両方とも「水毒」に作用しますが、蒼朮は表面の水、白朮は内面の水に作用するので、そういう意味では内部(肺)の水を抜くので「五苓散」ではなく「胃苓散」を用いるのが正解かもしれません。 今回、私が「五苓散」にしたのは、ツムラの第二類医薬品に「胃苓散」がなかったこととどの薬局に行っても「五苓散」しか売っていなかったことからです。 もし、ご意見やもっといい方法がある場合はご連絡ください!! ※あくまで知見を高めることを目的としています。治療行為等を目的・推奨するものではありません。
0