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イデア界のかけらを持って産まれた女の子をずっと探している。

うーん、自由って最高!自由に書けるってとても良いですね! 形式が定められておらず、思ったことを思ったままに書いていい。いつもいつも気取った文章ばかり書いているので、非常に楽しいです。美しい文章を書きたいという欲求を昇華するには時間がかかるし、苦しいばかりですが、こういう好きに書いていい場所というのは良いです。やっぱり文章を書くのは楽しいなぁと思えます。文章を書く苦しみというのも気に入っているのですが、たまには発散したくもなります。時刻は25:00。お酒を飲みながら文章を書くのに相応しい時間です。今日は人と話していて退勤が23:00になったのですが(本題)、緊急事態宣言も明けた金曜日ということで帰り道では酔っ払いをたくさん見ました。というか、今まで見てきた酔っ払いの中でも特上にヤバイ人を上野駅のホームで見ました。酔っ払いが閉まりかけの可動式ホーム柵をするりと抜けて、電車の車体に引っ付いたんですよね。そのまま電車が発車しかけたので駅員さんが慌てて緊急ボタンを押していて「ひえ〜」って感じです。あのまま発車していたら、私は人体が高速で擦り切れていくところを見ていたんだなあと思うとゾッとします。そういえば今日は上野駅で人が刺されたらしいので、上野駅にとっては厄日でしたね。話を聞いてもらうということさて本題。人に話をする時って、ほとんど真剣じゃないです。大体いつも適当なこと言ってます。その人が聞いて納得しそうなことを言うのに終始しています。でも、今日はネタのつもりで言った真剣なことがネタではなく真剣に捉えられてしまったせいで、盛大に真剣に口を滑らせてきてしまいました。私の話は想像と現実が等
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谷崎潤一郎 著「春琴抄」を読まずして 何をか読まんや・・・。

いや、もう「春琴抄」だけは、 何をさておいても、読むべき作品です。 アナタの人生が変わること必至です。 というわけで・・・。 --------------- 第1回目は「春琴抄」を読んだことのない人向けに 概要の説明をしてみました。 ↓ -------- 第2回目は最初の30ページ、 春琴と佐助、二人の関係性が描かれているところを 読み解いてゆきました。 その文章の繊細で巧みなこと・・・。 一文一文が素晴らしいので、どこが素晴らしいのかを 読み解いてゆきました。 ↓ ------------ 第3回目は、次の30ページ 春琴と佐助、「主従」の関係に加えて、 「師弟」の関係にもなっていきます。 二人の関係がより濃厚になっていくわけです。 その様子は、以下からどうぞ(;^_^A ↓ -------------- 〇ついに「春琴抄」の最後の30ページを読み込んでいきます。 ここに最大の山場が出てきますので、見逃せません(;^_^A 最初のページから、これまで描かれてきたことは、 佐助が、自らの目を針で突くエピソードからの 珠玉の展開のためにあると言えます。 〇佐助は、自分の人生のすべてをかけて 春琴のために生きているのです。完全なる「純愛」なのです。 ↓
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陰翳礼賛

日本の大文豪 谷崎 潤一郎の随筆  『陰翳礼賛 建築のこと』では、 日本の家屋(古民家)について書かれており、 他にも日本の紙、食器、照明、能、歌舞伎について書かれています。 陰翳礼賛では、日本の深い影にこそに、 美が存在するとし、日本の家を、日本独特の美しさとして紹介しています。 古民家に興味のある方は、是非、ご一読されてはいかがでしょうか? 以下、陰翳礼賛の引用です。 『私は建築のことについては全く門外漢であるが、西洋の寺院のゴシック建築と云うものは屋根が高く高く尖って、その先が天に冲せんとしているところに美観が存するのだと云う。これに反して、われわれの国の伽藍では建物の上にまず大きな甍を伏せて、その庇(ひさし)が作り出す深い廣い蔭の中へ全体の構造を取り込んでしまう。寺院のみならず、宮殿でも、庶民の住宅でも、外から見て最も眼立つものは、或る場合には瓦葺き、或る場合には茅葺きの大きな屋根と、その庇の下にたゞよう濃い闇である。時とすると、白昼といえども軒から下には洞穴のような闇が繞っていて戸口も扉も壁も柱も殆ど見えないことすらある。これは知恩院や本願寺のような宏壮な建築でも、草深い田舎の百姓家でも同様であって、昔の大概な建物が軒から下と軒から上の屋根の部分とを比べると、少くとも眼で見たところでは、屋根の方が重く、堆く、面積が大きく感ぜられる。左様にわれわれが住居を営むには、何よりも屋根と云う傘を拡げて大地に一廓の日かげを落し、その薄暗い陰翳の中に家造りをする。もちろん西洋の家屋にも屋根がない訳ではないが、それは日光を遮蔽するよりも雨露をしのぐため
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