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【おいらの所為かも… 認知の歪み⑩】

 メンタルヘルス不調の人が悪循環に陥る  ネガティブな思考の癖にアプローチする  認知再構成法とは、過度にネガティブな  気分・感情や不適応的行動と結びついた  認知(自動的な思考やイメージ)を同定  して様々な視点からその認知を検討する  ことによって代わりとなる新たな認知を  自分で再構成するための技法なのである。  認知の構造としては、ある特定の場面に  おいて、瞬間的にオートマチックに頭に  浮かぶ考えやイメージ(自動思考)には、  妥当なものと「妥当でないもの、或いは、  部分的にしか妥当ではないもの(否定的  自動思考=認知の歪み)」があるもので、  この「認知の歪み」について話をしたい。  第10回目の今日は「個人化(自己関連  づけ)」。第8回の「読心術」にも似た、  「心の読み過ぎ」が苦しい認知の歪みだ。 ────────────────────  「個人化(自己関連づけ)」とは、他者  の否定的な振る舞いを、他のありそうな  見方をせずに、自分の所為だと思い込む。  第8回の「読心術」で取り上げた事例が、  正しく、これに相当すると言えるだろう。 ────────────────────  2月27日、私が心理カウンセラー養成  学校で行った講座には四人の方にご参加  いただいたが、最初の予定は五人だった。  2月10日に学校を通して欠席の連絡が  あったその方は、日頃親しくお付き合い  いただき、LINEの交換もしているが、  お身体の具合でも悪いのか、仕事や家の  事情なのか、LINEがないので様子が  分からない。こちらから下手に突っつく  のも憚られ
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【「しくじり先生」初体験!】

 私は今日、心理カウンセラー養成学校で  「しくじり先生」として2時間の講義を  もたせていただいた。心理カウンセラー  養成講座卒業生の会の会員の特典である。  初めてのことで、事前の準備やら何やら  慣れぬことばかり。あれでよかったのか  否か、不安も悔いも残して兎に角終えた。  ご参加をいただいた皆様には、この場を  お借りして心より厚く御礼申し上げます。 ────────────────────  今回の講義は、題して、「6つの気づき  ~私は、しくじり先生~」以前こちらの  ブログでも紹介した私のおバカな体験を  題材に「6つの気づき」について理解を  深め、分かち合おう、というのが狙いだ。  教科書もフリップも用意し、話す内容も  頭に叩き込んだつもりが、面白く聞いて  もらおうとトーク術を駆使(ただの喋り  過ぎ、とも言う)したのが良くなかった  ようで、講師(私)が犯したあやまちに  ついての振り返りと教訓を語るところは、  残り時間の都合上から、カットせざるを  得なかった。完全に時間配分ミスである。  それでも、感想を聞く限り概ね好意的に  受け取ってもらえていたようで安堵した。  今度やる時には、確り時間配分をしよう。  幸い、人前で講義する度胸もついたので。 ────────────────────  以前にも何度かここで取り上げているが、  「6つの気づき」とは以下の通りである。  内的行動:自己の内的成長に繋げるため       の物事の捉え方。   ①他人の意見や行動を肯定的に捉える。   ②何事においても自身の考えや行動を    再度振り返り考え
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【いつもやってます】

 「他者の存在を認知している」、つまり、  「あなたがそこにいることを私は知って  います」、という意味の「ストローク」。  この「ストローク」については、5つの  望ましいとされる建設的な交流があるが、  これを私自身の体験談を交えて紹介する。 ────────────────────  さて今日は、②自分の欲しいストローク  があれば素直に欲しいと伝える。である。  ●劇団の公演があるので、親や友人達に   「観に来てくださいね」と声をかけた。  この「観に来てください」は、肯定的な  「言語的ストローク(応援する)」の他、  客席から応援の眼差しを送ったり公演を  真剣に観る、という肯定的な「非言語的  ストローク」(表情・動作)への欲求だ。  演劇に限らず、常日頃自分が取り組んで  いることの成果を発表する機会があれば、  より多くの人に見てもらい、できるなら  高評価を得たいと思うのは当然であろう。  このストロークは勿論ほしい。こうして  素直に欲しいと伝えられればいいのだが、  「6つの気づき」でも、「自分の考えや  気持ちは正確に伝える」などと言っては  いても、実際には、意地だの照れだのが  あったり、相手によっては言い難いこと  もあり得るので、思うようにはいかない。 ────────────────────  私自身は、はっきり言って自身の活動の  宣伝の仕方は下手だし、そういうことは  苦手だ。早い話が、このブログにしても、  集客力はないし、「カウンセラーとして  の自分を知ってほしい」という「自分の  欲しいストロークがあれば素直に欲しい  と伝える
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【正義の定義は立ち位置で変わる】

 森喜朗JOC会長の、「女性がたくさん  入っている理事会は時間がかかる」など  と女性蔑視とも取れる発言や、二階俊博  自民党幹事長の、「どうしても辞めたい  なら新たなボランティアを募集する」と  いうボランティア軽視とも取れる発言が  世間を騒がせているのは誠に遺憾である。 ────────────────────  二階氏の発言については、私が所属する  あるボランティア団体でも抗議声明文を  発表する事態に発展しており、今朝から   会員に向け、その件で何通ものメールが  発信されてきている。各界の著名人達も、  各種媒体で「一体ボランティアを何だと  思っているのか」「ボランティアの人達  の気持ちを考えてない」等の怒りの声を  上げている。私もこれらの一連の動きに  ついて「基本的には」賛成の構えである。 ────────────────────  「全面的に」ではなく「基本的には」の  理由は、今回のタイトル「正義の定義は  立ち位置で変わる」にある。この日本の  お偉方が国民に寄り添わないということ、  それは、過去に私自身も弱者として救済  されなかった経験により身に沁みている。 ────────────────────  弱者が救済の求めに応じてもらえない時、  今回のように蔑視される発言があった時、  当然、誰でもその不満や怒りを口にする。  私だってそうだ。だが、女性蔑視発言は  論外として、「どうしても辞めたいなら  新たなボランティアを募集する」という  発言については、確かに抗議・非難等の  誹りは免れないが、相手の立場に立って  考えてみると、
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