月初の買いで持ち直すのか!? 買われすぎの修正が続くのか!? 今週の相場見通し
☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2021/1/31(日)☆ 来週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は好調な決算発表も多くみられたが、市場の混乱などもあって売り急ぐ場面もあり、大幅下落となった。好調な決算が多かったが、既に大きく買われている銘柄も多く、上値が重く、上値の重さが確認されると市場の混乱を嫌気する動きもあって手仕舞い売りが嵩んだ。一部の投機的というかゲーム感覚での投機の影響で乱高下する銘柄が見られ、手仕舞い売りを急ぐ銘柄が多かった。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことやワクチンに絡んでの混乱も見られたことも売り急ぐ要因となった。
今週は下値を探る動きが続くと思われる。投機的な資金を巡っての混乱や新型コロナウイルスの感染拡大が止まるということでもなく、決算発表も出揃ってきて株価に織り込まれており、ここからさらに買い上がる動きも見られないだろう。下がったところでの反発は見られるのだろうが、まだ利益が出ているというような投資家も多く、いったん手仕舞い売りを急ぐような動きが続きそうだ。週初は「月初の買い」が期待されるものの、主要な経済指標の発表もあるので、積極的には買い難く、買戻し一巡となったもの、買われすぎているものから上値の重い冴えない展開が続くのだろう。
今週は月曜日にISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数や建設支出が発表され、水曜日にはISM非製造業景況感指数やADP雇用リポートが発表される。木曜日は労働生産性や死蔵業受注が発表される。週末金曜日は雇用統計や貿易収支、消費者信用残高が発表になる。そのほか、火曜日にアマゾ
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