気になる人の本音が、どうしてもわからない
シャクヤクという花を知っていますか。ふっくらと丸みを帯びた花びらが幾重にも重なって、まるで誰かの心を包み込むように咲いている、あの花です。白や淡いピンク、深い紅色と、色によって表情もまるで違う。華やかなのに、どこか品がある。そんな花が、5月のこの時期、見頃を迎えています。シャクヤクの花言葉のひとつに「恥じらい」があります。由来を聞いたとき、なるほどと思いました。シャクヤクは夕方になると、自分から花びらを閉じてしまうんです。あれだけ大きく豪華に開いていた花が、日が傾くにつれてそっと閉じていく。まるで、人に見せすぎた自分を引っ込めるように。イギリスには、こんな民話も残っています。はにかみ屋の妖精がシャクヤクの花の中に隠れてしまったら、恥ずかしさのあまり花ごと赤く染まった、という話です。かわいらしいけれど、どこかわかる気がしませんか。本当の気持ちを見せるのが怖くて、花びらの陰にそっと隠れてしまうような感覚。あなたにも、似たような経験はあるでしょうか。好きな気持ちがあるのに、素直に出せない。本当はもっと話したいのに、どこか一歩引いてしまう。相手が自分のことをどう思っているのかが気になって、でも確かめる勇気もなくて、ただ時間だけが過ぎていく。そういう「恥じらい」の中で、じっと待っている人が、けっこういるんですよね。少し前に、ある方からご相談をいただきました。職場で知り合った男性のことが気になっていて、でも向こうは何を考えているのかまったくわからないと。連絡は来るけど、踏み込んでくる感じもない。好意なのか、単なる親切なのか、判断できなくて苦しいと話してくれました。霊視で視てみると、その男性
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