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言わなくてもわかってほしい、が関係を壊すとき

五月に入ったばかりの朝、道端でふと目に留まる花がある。フロックスという花をご存じだろうか。小さな花びらが五枚、まるで星のような形をしていて、それがいくつもいくつも寄り集まって、ひとつの大きな塊をつくっている。ピンクや白や紫、色も様々で、ひとつひとつはとても小さいのに、集まることでこんなに存在感を放つんだと、しみじみ思う。フロックスの花言葉は「合意」「一致」「協調」。この言葉の由来は、まさにあの咲き方そのものにある。小さな花が、それぞれ勝手な方向を向くのではなく、ひとつの方向へ向かって肩を寄せ合うように咲く。その姿が「合意している」「一致している」と感じさせるのだと言われている。あなたにも、こういう感覚があるだろうか。大切な人と、なんとなくすれ違いが続いている。言葉にはしていないけれど、どこかで噛み合っていない感じがある。それが恋人なのか、夫婦なのか、仕事の上司や同僚なのかはわからないけれど、「昔はもっと通じ合えていた気がする」という感覚、経験したことがある人は少なくないと思う。少し前に、こんな相談があった。三十代の女性で、五年付き合った彼との関係が最近どこかぎこちなくて、でも別れたいわけじゃない、ただ何かが変わってしまった気がするとおっしゃっていた。彼が悪いわけじゃない、自分が悪いわけでもない、でも何かがずれていく。それが怖くて、でも何から手をつければいいかわからないと。霊視で視てみると、お二人の間に見えない壁のようなものがあった。壁というより、薄いヴェールのようなもので、それは彼女が自分の気持ちを「言わなくてもわかってほしい」という思いで封じてきたことが積み重なってできていた
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