絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

お笑いガヤの人達

お笑い番組は好きですか。私はよく見るのですが、あらためて観察してみると面白い点があります。特に「ガヤ」と呼ばれる人たちの役割です。ガヤの人たちは、好きなことを思いついたまま大声で言っているように見えることがあります。しかし実際には、ただ騒いでいるわけではありません。むしろ番組全体の流れを見ながら、かなり計算されたタイミングで声を出しています。例えば、司会者やゲストの会話が少し止まった瞬間や、話題の切り替えが必要なタイミングで、絶妙にツッコミや一言を入れます。その結果、空気が間延びせず、番組のテンポが保たれていきます。また興味深いのは、複数のガヤが同時に目立つことはほとんどないという点です。誰かが大きく声を出している時には、他の人は少し控えめにしていたり、あえてリアクションにとどめていたりします。全員が同時に前に出ると、かえってうるさくなり、流れが崩れてしまうことを理解しているのです。つまりガヤは「好き勝手に騒ぐ役」ではなく、「番組全体のバランスを調整する役割」を担っているとも言えます。表面的には自由に見えても、その裏では役割分担と空気の読み合いが成立しています。そういえば昔、ある劇団の公演を見に行ったことがあります。後方の群衆シーンで、一人だけリアクションが大きすぎる役者がいて、芝居そのものが頭に入ってこないことがありました。本人は爪痕を残すために目立とうとしていたのかもしれませんが、結果として舞台全体の流れを壊してしまっていました。「芝居がうるさい」というのは、こういうことなのだと思った記憶があります。反対の例もあります。宴会などで「一言どうぞ」と振られているのに、頑なに黙っ
0
1 件中 1 - 1