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AI経営判断整理:⑧ AI導入で組織はどう変わるのか

組織の変化は人数より役割の変化として見たほうがよい新しい仕組みが入ると、組織がどう変わるのかは多くの会社で気になる論点になる。そのとき、真っ先に人員の増減へ意識が向きやすい。それでも、実際に先に変わりやすいのは人数そのものより、誰が何を担うかという役割の置き方である。従来は、情報を集める人。整える人。まとめる人。確認する人。こうした流れが分かれていても、境目が曖昧なまま回っていたことが少なくない。その一方で、整理や下準備が軽くなると、人が強く関わるべき部分と、前工程で整えられる部分の差が見えやすくなる。その結果、組織の変化は「仕事が消える」という単純な話では終わらない。むしろ、価値を出す位置が少しずつ動き、重視される役割が変わっていく。したがって、変化を見るときは、人の数だけでなく、役割の重心がどこへ移るのかを見たほうが実態に近い。情報の流れ方が変わりやすい情報を集める負担が軽くなる組織の中では、考える前の準備に多くの時間が使われていることがある。資料を探す。論点を拾う。比較材料を揃える。この段階に手間がかかると、現場も管理側も、本来の判断に入る前に疲れてしまいやすい。ここが軽くなると、情報の回り方はかなり変わる。これまで一部の人に偏っていた整理作業が薄くなり、他の人も判断材料へ触れやすくなるからである。そのため、情報が特定の担当者の頭の中に溜まり続ける状態は、少しずつ崩れやすくなる。中間のまとめ役の仕事が見直される組織には、情報を受け取って整え、上や横へつなぐ人がいる。この役割は重要である。それでも、単に転記する、並べ直す、体裁を整えるだけの仕事は、見直しの対象になりやすい。
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