絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

「聞いてあげるしかなかった」が誰かの救いになっていた話

こんにちは、クウ太郎です。ちょっと今日は、昔のことを思い出した話をさせてください。  私が「話を聞くことが誰かの役に立てるんだ」と初めて実感した瞬間の話です。毎晩電話をしていた、あの頃のことエンジニアとして働いていたころ、同じ職場にひとりの同僚がいました。  客先に常駐して働くスタイルで、私とは別の場所で作業していたんですが、その場所の上司がかなりきつい人でした。「なんでこんなことができないんだ」  そういう言葉を毎日のように浴びせられていたようで、同僚は精神的にボロボロになっていました。仕事終わりの夜、よく電話がかかってきました。  私にできることといえば、ただ話を聞くことだけ。  「そうだよね、しんどいよね」  それくらいしか言えなかった。それが1ヶ月、2ヶ月と続きました。  毎晩1〜2時間、ずっと話し続ける日もありました。「何もしてあげられなかった」と思っていた正直なところ、私は「何もしてあげられていない」と思っていました。  答えも出せない、状況も変えられない。  ただ聞いているだけ。  それって意味があるのかな、と。15年後に言われた言葉それから15年ほど経って、私の結婚式に同僚を呼んだんです。  二次会で飲みながら話していたとき、彼は言ってくれました。「あの頃、毎日電話して話を聞いてくれたこと、本当に助かった」  「あれがなかったら、もっとしんどくなってたと思う」そう言ってくれて、私はちょっと驚きました。  「そんなにためになっていたんだ」と。私にとっては「何もしてあげられなかった」時間が、相手にとっては「救いになっていた」。  その時に初めて、ちゃんとわかった気が
0
1 件中 1 - 1