介護の見えない「役割」で「心」まで削らない方法
「介護をされてて大変ですね」「そうですね。でも、私しかいないので」多くの介護者は「私しかいない」という言葉を何気なく使いますがこの言葉が「介護者を追い詰める」言葉になっています。これは【役割集中】です。介護の負担は身体介助だけではありません。実は、一人に役割が集まりすぎることが心を疲弊させる大きな要因になっています。役割集中とは何か?役割集中とは、本来複数で担うはずの役割が一人に偏ってしまう状態です。例えば・食事の準備・排泄や入浴介助・病院の付き添い・ケアマネージャーとの連絡・介護サービスの調整・お金の管理・家族への説明・親の不安を受け止める・将来のことを考えるこれらの事を一人で抱えていることが多いです。しかも、介護者は「やること」だけでなく「考えること」まで担当しています。誰も見えないところで常に頭の中は介護でいっぱいなのです。育児に例えても同じような不満を耳にします。・夫婦で育てているのに、自分だけが子供を育てているように感じる・家事を分担しているのに思った以上にやってくれない・「言ってくれたらする」ということは気付くこともこちらの役目置かれている状況は異なっても、不満や疲労を感じている人は身体の疲れよりも「心の疲れ」のほうが顕著にみられます。本当に疲れているのは「身体」よりも「脳」「何をしていない時間でも疲れる」「休む時間はあるのに、休んだ気にならない」心理学では人は複数の役割を動じに抱え続けると認知的負荷(頭の負担)が増え続けることが知られています。・今日はデイサービスだったかな?・薬は残っていたかな?・来月の受診予約は?・もし転倒したら・今日の献立は・掃除できていない
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