大義”の乱用が隠すもの――単独過半数をめぐる政治計算
【無難な目標、かすむ大義】
“高市早苗首相は19日、衆院選の勝敗ラインとなる議席目標を「与党で過半数」と説明した。無難に設定した目標を達成するだけでは衆院選解散の「大義」として強調した政治の安定にはつながらない。新党の中道改革連合は議席を最も多く持つ「比較第1党」を狙う。”
この「大義」という言葉がやたらと使われていて、目がかすんでしまいますが、なぜ今、高市早苗首相は衆院選をするのでしょうか。「大義」よりも理由の方が知りたいでしょう。
「与党で過半数」と説明していますが、それはカモフラージュで、本当は自民党で過半数を狙っているというのが今回の衆院選の本当の理由だと思います。
“目安の一つとして自民党の単独過半数が考えられる。現有議席から増やすと実現できる。単独過半数に達したのは21年の衆院選が最後になる。”
そして、なぜそれを今、するのでしょうか。
“首相は高支持率を背景に冒頭解散のリスクをとった。与党の期待値は高く、勝敗ラインを超えるだけの議席微増にとどまれば、選挙後に求心力が低下する恐れはある。”
自信があるのでしょう。リスクをとれるぐらいに。ただ新聞記事も「大義」という言葉を使いすぎで、伝えるべきものが少し薄れてしまうのではないでしょうか。
次は社説に移ります。
【大義みえない高市首相の衆院解散】
“首相が交代したり連立政権の枠組みが変わったりした場合に国民の信任を得ようとするのは理解できる。問題はタイミングだ。国民生活に直結する2026年度予算案の国会審議は選挙後にずれ込み3月末までの成立は難しくなる。”
社説てまは衆院解散をすることには理解を示し
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