『当たる占い』を探すほど、苦しくなる人へ
当たると評判の鑑定を受けて、「確かに言われた通りだった」と思う。けれど少し時間が経つと、また別の占いを探してしまう。そんな流れを、何度か繰り返したことはありませんか。最初は希望を持っていたはずなのに、気づけば「次こそは」「もっと当たるものを」と落ち着かない感覚だけが残っている。その状態にいる人は、占いが好きすぎるわけでも、依存しているわけでもありません。ただ、今の自分を安心させてくれる“確かな何か”を必死に探しているだけです。「当たる/当たらない」という軸に意識が向きすぎると、占いはいつの間にか“未来を証明してくれるもの”や“不安を消してくれる判定機”のような位置に置かれます。そうなると、当たっても一瞬しか安心できず、外れたと感じた瞬間に、また次を探してしまう。ここで起きているのは、占いそのものの問題ではなく、使う位置が少しだけズレている、ということです。占いは本来、未来を固定するためのものでも、正解を一つに決めるためのものでもありません。今の自分が、どこで引っかかっているのか何を怖がっているのかどんな前提を無意識に握っているのかそういった内側の状態を、そっと照らすためのものです。その役割を思い出したとき、「当たるかどうか」への執着は、少しずつ力を失っていきます。占いは、信じ切るものでも、疑い続けるものでもなく、今の自分を理解するための“補助線”のような存在。その位置に戻ると、不思議と占いに振り回される感覚は減っていきます。今回書いた視点は、鑑定の中でも大切にしている部分です。気になる方は、サービスページもご覧ください。
0