1月7日、セリ──清らかな強さとともに
# 1月7日、セリ──清らかな強さとともに
川のほとり、霜がきらきらと光る朝。
小さな白い花が、冷たい風にゆれる。
それはセリ──
春の七草にも数えられる、素朴で清らかな植物。
花言葉は「清廉で高潔」「貧しくても高潔」。
目立たなくても、まっすぐで誇らしい存在。
今日は、そんなセリに心を重ねてみよう。
## 序章:花が咲く朝に
冬の朝、小さな小川のそばを歩いていた。
吐く息が白くて、指先がかじかむような寒さ。
でも、水面に目をやると、
そのふちに、ささやかに広がる緑があった。
細い茎に、小さな白い花がいくつも揺れている。
それがセリだった。
大地にしっかり根を張りながら、
静かにそこにいる姿は、
まるで水辺に咲いた“意志”のようだった。
## 第1章:花が語るこころ
セリの花言葉は「清廉で高潔」「貧しくても高潔」。
きらびやかではないけれど、
そこにある姿がただ美しい。
古くから薬草や食材として親しまれてきたセリは、
春の七草にも数えられ、
一年のはじまりにいただく命のひとつ。
特別ではない日々の中に、
大切な恵みとして寄り添ってきた植物。
泥のある場所に生きながらも、
その花は白く、まっすぐに咲く。
**そこには、外見以上の清らかさがある。**
## 第2章:記憶と季節のかけら
学生のころ、田舎の祖父母の家に行ったときのこと。
「セリを摘みにいこうか」と祖母に言われて、
近くの川まで歩いた。
ふだんなら見過ごしてしまいそうな草むらの中に、
セリはふんわりと顔をのぞかせていた。
「これね、きれいな水が流れて
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