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急に家が建つ話

実話です。ご相談者ではなく私の直接の知り合いで、それも最近本人から聞いた話です。(本人がバレるとは思えませんが、とりあえず掲載の許可ももらっています。)その女性は、どちらかというと裕福ではない家庭で育ちました。お母さんが再婚したりして、家庭環境もそれほど良くなかった時代もありました。大学も奨学金を得て卒業し、何度か職業も変え、やっと資格が取れ現在はIT関連の職場をみつけました。その前は飲食関連で実際に食品を作る側だったそうです。そんな彼女は毎日の暮らしもなかなか落ち着かない状態で、仕事がなくなれば明日のご飯に困るだろうなぁと思いつつ暮らしていました。そんな彼女には、一人だけ叔父さんがいました。お母さんと別れた彼女のお父さんの弟です。血がつながっているのは彼女だけで、お母さんも、弟も、その叔父さんとは関係がありませんので、彼女だけが血縁という形でした。その叔父さんとは、時々連絡を取ったり、1年に何度か会いに行ったり、病院に入院する時に付き添ったりしていました。でも残念ながらその叔父さんも大変貧しく、彼女に何かを買ってくれるようなことはありませんでした。その叔父さんが数年前に亡くなりました。家の遺品整理も彼女の仕事でした。家には叔父さんが生活の中で使っていたヨーグルトの空き容器がたくさん積まれていたり、チラシの紙がメモ用紙になっていたり、ゴミに見える物がたくさん置いてあったそうです。ところが、引き出しから通帳が出てきたのです。実際にいくら入っていたのかはわかりませんが、彼女はそのお金で家を建てました。「旅行とか他の事にも使えたけど、形で残るものがいいと思って、思い切って家を建てた。
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