カスタムスニーカーのお話
私が作るものの中でも特に息が長く、手がけた数も多いスニーカー。今回はこのスニーカーのお話です。・まずはこの靴の成り立ちから。今から15年以上前になりますが、私は絵描きをしておりました。絵描きと言いましても絵画調のものではなくストリートアート、いわゆるグラフィティというものです。ある日自分のスタイルに行き詰まりフラフラと立ち寄ったブック◯フの美術書コーナーでその本に出会いました。それは着物の写真集でした。なんとなく目に留まったその本を取り中を眺めていたのですが、見ているうちに「間」の取り方の美しさに気付きました。それまで私はとにかく詰めるスタイルで描いていたのですが「描きゃいいってもんじゃない」と言われたかの衝撃を受け、その本を即座に購入して帰路に着き、デスクに向かって何度も見返しました。そのうちに自然と模写を始め、何度も描いているうちに自分のスタイルと掛け合わせられるのではないか?と思い、間の取り方は習ったまま活かして、ストリート、エスニックやマンダラ要素を取り入れてみました。コレが思いの外ハマり新しい自分のスタイルが誕生したのです。当初は紙に描いていたのですが「この可愛い柄を連れ歩くにはどうしたものか?」と考えているうちに靴に描けばどこへでも連れていく事が出来ると気付き今に至ります。今まで各種記念日や、婚姻祝い、プレゼント、自分へのご褒美等たくさんの方々からご依頼頂き制作総数は100前後です。ちょっとパンチのある一足、思い出に残る一足をお探しの方は是非一度ご相談ください。ちなみに下書きはせずイメージしながら一気に描き上げますので先にデザインの共有ということが出来ません。・オー
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