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出版塾に入っても本は出せない──その理由

昨日、あるビジネスランチ会に出席しました。 そこで登壇した方のプレゼンが、私の中で改めて「出版塾の限界」を考えるきっかけになったのです。 その方は出版が本業ではなく、副業で「出版プロデュースの伴走をします」と話していました。 ただ、彼自身は商業出版で3冊本を出しているとのこと。私からすれば「さて、何ができるのだろう」という気持ちで聞いていました。 話を聞くと、彼はかつて“出版プロデューサー”を名乗る人の出版塾に通った経験があるそうです。 なんと50万円以上を投じたものの、出版できた人はほとんどいなかったといいます。 私は「やっぱりな」と思いました。 ■ 出版塾の実態を知っていますか? 私はこれまで、さまざまな出版塾のプレゼン大会に審査員として何十回も参加してきました。 しかし、そこで出てくる企画が出版社に採用されることは、ほぼありません。 なぜか。 それは出版塾の主催者に「出版キャリア」がないからです。 出版社に勤務し、編集や販売の現場を経験していなければ、今の時代に商業出版を実現させることは極めて難しい。 2025年の出版市場はシビアです。単なる思いだけでは通用しません。 にもかかわらず、多くの出版塾は表面的な知識で「出版できますよ」と謳い、参加者に夢を見せるだけ。 塾によっては、素人同士のグループワークをやらせて「学んだ気分」にさせるところもあります。 でも考えてみてください。 出版のスキルも経験もない人が集まって話し合ったところで、出版企画が生まれるでしょうか? これは、就活をしている大学生が、エントリーシートや面接を同じ就活生同士でやいのやいの言い合っているのと同じです
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