30代以上の人がよく陥る罠
年を重ねると、得られた新しい情報よりも自分がため込んできた情報で新しいことをとらえようとしがち。すると、クッキーの型(自分の思考癖)で情報を枠抜きしてしまうことが多くて、結局、新しい情報も昔の型に収めてしまう結果になる。そして、ほとんどの場合、これを無意識にやっていることに自分も気が付かない。何につけ、これで世の中のことを知ろう、計ろう、理解していこうとするから、どれもこれも今まで自分が触れてきた情報と共通に感じて、面白みがないと錯覚してしまう。悪いことに、その錯覚にさえ気が付かない。日々の生活の中で、それが同じことの繰り返しに思えてきたなら、それはきっと同じ経験や体験が繰り返されているのではなくて、自分がおなじクッキーの型枠で日々の体験を型抜きしてしまっているだけだと思う。さらにこれまた始末の悪いことに、自分のクッキーの型枠が正しいとか、かっこいいとか、常識だと思えるようになる。本当は、すでに時代遅れで独りよがりなクッキーの型枠になっているのにそれを手放せないと考えこんでしまう人も、なかなか多いことだと思う。じつは私もその一人であると自戒も込めて理解している。いろんな型枠を持っていたほうがいいと思うし、古い型なら交換したほうがいい。つねにどんな型枠で情報を抜き取ってしまっているか、振り返ってみるのも必要だと思います。
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